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習い事のはなし。親(だけ)が決めないってわかっている……
けれど!
この話は「王様の耳はロバの耳」って叫びたい、今の気持ちだけで書いています。お読みいただいても、特にすっきりしません。ご了承ください。
親としては不満
子どもの習い事。ここにいたるまで、そこそこの紆余曲折はあったんですが、今は複数の習い事を本人も乗り気で通っています。
小学校あがった直後は疲れ切っていて、「今日は疲れちゃったな~(ちらっ)」「いや、疲れているとは思うけれど、そういう時は休みたいって言うの。ちらってしないの」といったやり取りを何度もしました。
その後、慣れてきたり身体的に成長を遂げて、前向きに取り組めるようになっていきました。
が、ここにきて。
ある習い事において、親としてだいぶ微妙だなと思うことがありました。端的に言えば「コーチ? 掲げている理論には納得がいくけれど、その理論にあった指導をしているんですか?」と思ったわけです。
習い事がなんなのかボカシて置きたいので、大変に不明瞭でおさまりの悪い話になってしまうのですが。
仮に、この習い事が、『地元の小学生のサッカークラブ@まったりしていて強豪チームではない』だったとして。
「これまでは楽しくやってきたが、今年度は大会に出場してみよう! 家でも基礎練習を頑張るんだぞ! 10月に選抜メンバーを決めるが、基礎が一番しっかりしている人から選ぶぞ! リフティングは20回をめざそう!」
と言われて頑張った半年。リフティングは20回を超えるようになった。満を持して行われた10月の選抜テスト。基礎練習メニューに入っていなかったボレーシュートを打つように言われ、結果、それが打てる子が優先された。
みたいな。
(キャプテン翼を読んだくらいの知識しかないので、例えが適切に成立しているのかどうか)
試合に勝つためには、そもそもフィジカルが強い子や、言われなくても上の技術を習得できる子を優先するのは当たり前なんですがねえ…。
すぐにできない子っているじゃん?
運動に限らず、言われてすぐにできるようになる、って割と特異なことだと思うんですよね。
例えば、10月くらいの小学校一年生の子は、「9+6は?」って聞かれて、即座に頭の中で9+1+5に分解して「15」と答える子もいれば、指を折ってえっちらおっちら数える子、「9+6=15」だと丸暗記している子もいちゃうわけです。
漢字なんかもそうで、さくさく読み書きができる子もいる。覚えるのが苦手であればあるほど、覚えるために書かされる。
運動においても同じで、「このキックは足をこういう感じに振り上げて、足のこの辺に当てて、あの角度に向けて打つ」っていうのがすぐに理解できる子と、全然できない子がいると思います。
私は、まちがいなく紛れもなくあますことなく、運動に関しては「感が鈍い」タイプでして。そして我が子も似ていると分かっています。だからこそ、基礎練習が大事だぞ、というコーチの理論に強く賛同していました。毎日やる、はめっちゃ重要。家でも折に触れて練習してみたらと声かけたり、自分なりに練習を見てアドバイスするとかYouTubeの動画を探して見せるとかしておりました。
なのに!
いざテストになって!
基礎練習でやってないことをチェックするとはこれいかに!
となったわけです。
ほんでもって、子どもは
というのは端から見ていた私の感想でして、子ども本人は「うわー、できないー」という顔をして終わりました。
そもそもが「頑張っているけれど、特に光るところはない」の分類に該当するので、当然のようにメンバーが漏れましたが、「次までにできるようにする」と、そんなには気にしておらず。
この心意気は素晴らしいと親ながら思うんですが。「たぶん、コーチは方針を変えて、大会に出場して勝利できるチームを作ろうとしているっぽいな」と私の勘がささやいています。そして、これまでも「ん?」と思うことがポツポツとあったので、もうちょっと方針のあった教室に変えてもいいんじゃないか?とすら思ったんですが、本人にその意思はゼロでした。
習っている時だけで完結するならさておき。保護者の方も積極的に子どもの練習を見に来てください!家でも見てあげてください!って言われるので、時間を費やしているんだぞ、コーチ!!
と思うんですが、決めるのは子どもなのでぐっと我慢します。
以上、愚痴でした!