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雑文・半々 HUNTER×HUNTER402話の感想

※画像は少年ジャンプ2024年46号 HUNTER×HUNTER NO.402 手紙 より引用しました

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 冨樫、、、おまえは光だ!!

 現在、目下絶望的な状況に置かれた私ですが、HUNTER×HUNTERが連載中なのは心の支えです! 今回は30話分(単行本3冊分)は話を進める予定という事で、予想よりも10話多く、ヒロアカや呪術の連載が終了した穴埋めの意味があるにしても、冨樫先生どんだけ働くんだ!?という、驚きというか感動に包まれている私ではあります。

 最新第402話の感想。今週はセンリツが護衛するカチョウ・フウゲツ陣営を中心に、継承戦が展開しました。少年漫画にしては珍しく、HUNTER×HUNTERにはヒロイン的立ち位置のキャラクターが不在なんですが、各シリーズ毎に毎回魅力的な女性キャラクターは登場します。王子たちの中では、清楚な美少女キャラクター風に描かれていたモモゼが早々に脱落してしまい、残る年少組のカチョウフウゲツ姉妹にスポットがあたることになりました。最初はわりと適当な作画だった2人が、ストーリー展開に合わせて魅力的に描かれていくのは冨樫先生あるある(例・パクノダ)ですが、今シリーズでは特にカチョウフウゲツは、その傾向が強いですね。カチョウフウゲツの脱出作戦を巡るストーリー、その展開は、王子サレサレの謀殺、ハルケンの覚醒という流れを経て、晩餐会当日の脱出計画始動、センリツの見開き念発動描写を経て、美しくも衝撃的な結末を迎えます。それまで全く姿を見せなかったカチョウの守護霊獣が発現。『二人セゾン』という欅坂46(現・櫻坂46)最大の名曲とも呼ばれる能力名を与えられたカチョウの守護霊獣の能力。それはカチョウフウゲツ王子のどちらかが死亡した場合、その者に成り代わり生き残った方を死ぬまで守るというものでした。つまり、この時点で本来のカチョウは死んでしまうのですが、カチョウの外見・記憶等全てを引き継いだ守護霊獣版のカチョウが登場することで、漫画的には死んだキャラクターがそのまま続いて登場し、さらに守護霊獣なため、壁をすり抜けたりなどといった便利キャラクターに。特定の条件下とはいえ、死んでも生き返れる念能力『ネコノナマエ』(やはり名称が欅坂関係)を持った第二王子カミーラに続き、そのぶっ飛んだ能力が王子関係者の特異さを現していて、この漫画の念能力はいったいどこまでいくのかと今後の展開も楽しみな次第です。

 と、それっぽく語ったものの、要はこの守護霊獣版カチョウが、元々のカチョウよりもさらに魅力的になっていて、冨樫先生さすがだ! ということです。

 402話は、最終1ページにサラッと重要な情報がぶち込まれてて、次回はハルケンの安否について描かれるのかな? 気になるところですね。

 追記:ネットの考察を見たらサルコフ(テータの相方)が生まれつき絶を使えたという発言があり、これによりソエモノ(ビヨンドの子供)確定とありましたが、皆様よく読んでいるなーと感心しました!

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