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これからの海外進出

すこし古い?ですが
大谷翔平選手、50−50達成しましたね。
いや、すごいわ。

今年は投手としては動いていないものの
来年は復帰するような感じもあるし・・・
どこまで高みに登るんだろう。
まさにスーパースターですね。


真田広之さんといい、海外で活躍する日本人が増えていて
素晴らしいなと思います。


僕達もビジネスの世界で
海外に雄飛したいものですが

ビジネスの世界で海外、というと
「それは難しいんじゃないか」
とまず思うかもしれません。


ただ、うちですら

海外の日本人の方に診断を行ったり
セミナーに参加してくださったりしています。

オンラインだったら、簡単に海外とのやり取りはできますよね。


言語の壁もありますが
英語ならいくらでも学ぶ環境はあるし
AIが発展すると、そのあたりも限りなくハードルは低くなりそう。

ぼくのYouTubeも、海外の方が一部観てくれているようですし
意外となんとでもなると思います。
ちなみに下記のチャンネルです。


奇しくも弊社のお客様も
ご自身のサービスを海外に!

ということで動き始められた方が数社あります。

うちも、まったく本格的ではないにせよ
海外に目を向けてもいいのかなあと考え始めています。


上記の方には共通項が合って
日本の伝統や文化に立脚したものを
海外に届けよう、発信しようとされています。

工業製品ではなく
文化に基づいた海外進出

これは、今後増えていくのではないかなあと推測しています。


理由は、幕末です。

氣学・干支學に基づいて時代の流れを読むようにしていますが
おおよそ180年周期で一巡りします。

それで考えると
10年後に開国
24年後に維新なんですよね。
まあ、数年単位で誤差はあるでしょうが・・・

で、その前後で何が起きたかというと
日本文化の輸出です。

それまで鎖国(正確に言うと違うんですが、便宜上こう呼称します)
によって日本文化は国内で熟成され、海外の人の目に触れることはありませんでした。

それが開国によってそのエキゾチックな文化が海外の人の目に止まり
とくに葛飾北斎を始めとした浮世絵は
ヨーロッパ印象派に大きな影響を与えたこと(ジャポニズム)は有名なお話。

いまは日本文化は閉ざされてはいませんが
あまり積極的に外に向かっていたとは言い難い。

しかし

経済力はどんどん衰退し
人口は減り
政治的にはどんどん国際社会での発言権を失っている

今、勝負できる分野は限られています。

その数少ない分野が、文化。

そもそも日本文明は、世界の中で8つある文明の一つ(サミュエル・ハンチントン著『文明の衝突』)。
中国を頂点とした東アジア儒教文明とは一線を画した
縄文文明に端を発する独特なものです。

その独自性に立脚した伝統・文化や思想こそが
これから国際社会で勝負していく武器になるのではないか

180年前のように、社会経済がぼろぼろになって再編するなかでの
重要なファクターになるのではないか

僕はそのように思っています。


戦後は、「経済」こそが重要でした。

いかに儲かるか
いかに豊かになるか

それこそが優先される時代が続きました。
文化は、ちょっと重要度が低かったですね。

それは、宗教・信仰を忌避した(するようにさせられた)こととも関係しますが・・・

もちろん、大切なんですけどね。
ただ、それも転換点に来ている気がします。


なんのために豊かになるのか
大切にすべきことはなんなのか
自分たちのアイデンティティはどこにあるのか

そういった問をする人が増えたように思います。


そうした時代の雰囲気に答えるのが
日本独自の伝統や文化であり
それは、海外の人にも十分に通用する独自の武器になる

僕はそのように思いますが
どうでしょうか。


最後まで御覧いただいてありがとうございました。
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