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書くこと

初めて手帳を買った。良いブックカバーがないかな?と会社帰りに寄ったLOFTで、使っていたcampusのノートが終わった事を思い出して。
campusノートの代わりに買ったのはロルバーンダイアリー

言葉だけで思いを誰かに伝えることは、とても難しくて勇気がいることだから、勝手に諦めてしまうことが多くって。そのうち忘れて何もなかったみたいになって。

気に入った表紙のものは、サンプルしかなくて店員さんにお願いして探してもらった。
「調べたら在庫がありそうです。今、持ってきますので少しお待ちいただけますか?」
やりかけていた棚の整理をそのままに探しに行ってくれて、何だか申し訳ないなぁと思うのと、あって良かったぁと思うのと。

思いは時間に薄められてなくなってしまうことも多いから、その前に何かに書いておこうと思って。
スマホにメモするのも良いけど、できれば手書きで自分の文字で。その方が記憶に残るんじゃないなんて、根拠のない期待もあったりして。

「大変お待たせして、すいませんでした。」
どうしたんだろう?と思うくらいは待っていたけど、この後は家に帰って寝るだけだったし、読みかけの本もあったから。
「別に大丈夫です。探してもらってありがとうございます。」
レジをしながらも、何度も小さくなって頭を下げる店員さんには、きっと伝わらないと思うけど。
「本当に大丈夫です。この後は家に帰るだけなので。欲しい手帳があって良かったです。」
時間に薄められて、早くなくなればいいと思う誰かの思いもあったり。

ノートと違って厚さのある手帳は、机がなくても書きやすいのがとてもいい。買ってみて気がついたことだけど。
電車の中で本を読んだり、映画を観たりして気になる言葉があったりしたときも、カバンからガソゴソと手帳を取り出して、前はスマホのメモだったけど、今は思ったことと一緒に手帳に書いたりしてる。自分の書いた字でページが埋まっていくのも何だか嬉しいし。

ブックカバーを買おうと思っていたことを、このnoteを書いていて思い出しました。書くことは、忘れないことでもあるけど、なくならないように思い出すことでもあるなぁ。

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