【解説エッセイ/光明与えるフォロワー様】消えたくなったら会いにいく
こんにちは。
私は1ヶ月前から趣味の一環として短編やショートショートを書き始め、他のクリエイター様の作品も拝読させていただいています。その中で偶然読んだらとんでもなく刺激を受けたエッセイと出会えましたので紹介したく思います。
プロのシナリオライターとして活躍されている梅芳さん。
私自身まったく考えた事もなかった内容をわかりやすく丁寧に、目線を合わせて説明してくださりました。文章がお金になるなんて微塵も想像していなかった。1つの選択肢をハウツーではなく『悪知恵』と仰る軽妙さに親しみを覚えます。
特にリンク先の記事にある、
【シナリオライター・小説家志望の方へ】どうか、自分の物語を届けることを諦めないで。
には物語を作りながら「センス無いな」「才能不在」と常に考えていた私を蹴散らしてくれました。
そのエッセイにある言葉、
に電撃吸収。感電死寸前。痺れまくりです。
自身の創作に何の目的もなかった私が、朧げながらも目標を持ってみようと考えるきっかけに導いた素晴らしい記事です。
梅芳さん、紹介させていただきありがとうございました。
さて『消えたくなったら会いにいく』の解説でも。
長くなってしまうので簡潔にしますと、不思議な犬と生活し、癒される物語です。
しきりにエメラルドの瞳を強調していますが、エメラルドグリーンには『新しい始まり』『再生』『健康』を象徴するそうです。そこから着想を得ました。
エメラルドの石言葉も『幸運』『幸福』『希望』とあるみたいですね。
途中、元恋人とのめんどくさい修羅場があるのですが似たような経験をもとに組み込みました。
物語ではリルが怒ってくれるのですが、実際の私は手元にあった殺人灰皿を振り下ろし、車のトランクに詰め、山で穴を掘る。
というのは嘘で、ただムカついて終わっただけだった気がします。
私にとってリルは概念で、見る人によって姿形が違います。
精神が不安定な主人公には物言わぬ犬がそばに居てくれたらいいな、と思いエメラルドの瞳を持つ犬を置きました。
何気ない日常にたくさんのリルが隠れていたらいいと考えます。どんなに辛い出来事があっても軌道を修正してくれる存在。
それが家族やパートナーや友人、ゲームに漫画、音楽、草花、景色。なんでもいいんです。
ここぞの時に会いにくる。そんな存在を信じています。
読んでくださった方々。
ありがとうございました。
急激に寒くなってきましたので体調にはお気をつけください、と言いつつ昨日から37℃台を行ったり来たりする風邪をひいたスロウでした。