【恐怖の体験談】熱中症予防は水分だけじゃダメ!
以前このようなツイートをしました。
私はこの「水だけでは熱中症予防にならない」ということを身をもって体験したのでその時の体験談をお話したいと思います。
体験談
それは中学3年生の梅雨の時期でした。
野球部に所属していた私は外が雨だったので体育館の中で練習をしていました。その日の練習は体育館の中を何周も走り込むというもの。
体育館の中は湿度・温度が高かったため熱中症の危険性がありました。
そのため走りながら何度でも水分補給の休憩が取られていたのですが、私は何度も何度も水を飲んでも喉の渇きが全く癒えませんでした。
普段であれば水を飲んだら体全体に吸収されていく感覚があるのに、この時ばかりはお腹がパンパンに張るだけで全く吸収されているという体感がありません。
ついに私は気持ち悪くなってトイレに駆け込んで吐いてしまいました。
ちょっと汚い話で恐縮なのですが、この時の嘔吐物はかなり透明に近い物でした。
吐いたのはさっき飲んだ水分がほとんどだったのでしょう。
トイレで嘔吐してからはお腹の張りも治り体調も随分と良くなりました。
この時に起こっていたこと
先ほどのツイートを読んだ方であればこの時に起こっていたことが想像できるでしょう。
汗を大量にかいている時に大量の水を飲んでしまったため体内の体液濃度が低下していきます。薄まった体液を元に戻そうとして体が反応し水を吐き出してしまったのですね。
体液が薄まっていたため気分も悪く嘔吐してしまったのですが、嘔吐してからは体液濃度が元に戻っているため気分もすっかり良くなったというわけです。
ここから言える教訓
ここから言えることはやはり汗を大量にかいている場合は水分だけではなく塩分補給も重要だということです。
この時私が塩分も一緒に摂っていれば体液バランスが崩れることなく体調を維持できていたでしょう。
塩分摂取のバランス
とはいえ普通の通勤での徒歩やウォーキングくらいの運動で塩分をとってしまうと逆に塩分濃度が高まりすぎて体液が濃くなってしまうということも考えられます。( もちろんこの時の塩分摂取量にもよりますが)
基本的に塩分を一緒に摂るのは運動などで汗を大量にかいている時のみで OKです。また最近は屋内でもクーラーがついているところが多いですから、そのような場所での運動も塩分は必要ないかもしれません。
自分は今塩分を摂ったほうが良いのかどうなのか。
あまり衛生的でないのでおすすめし辛いですが、見分ける方法としては汗を舐めてみることが手っ取り早いです。
この時に汗がしょっぱいと感じるようであれば塩分はまだ体内に残っているため塩分摂取までは必要ないでしょう。
しかし汗に粘り気があってしょっぱくもないという場合は要注意です。
体内のナトリウム濃度が低下しているサインなので適度な塩分摂取を心がけましょう。
先程のツイートにも書きましたが私がオススメしているのはこちらの電解質ドリンクです。
人工甘味料不使用にもかかわらず味はかなり美味しく、ナトリウム・マグネシウム・カリウムといったミネラルが一通り含まれています。