漢字が大キライなマイの話
漢字。
学校の勉強の中でも、得意と苦手が大きく分かれるのが漢字です。
学校から配られる漢字ドリルや漢字スキルで3〜4回練習すれば
それでもう「習った漢字」として扱われます。
あとは宿題のド定番の漢字(笑)
山 山 山 山
川 川 川 川
空 空 空 空
そうやって、ただひらすらにノートを埋める作業。
漢字を覚えて読めて書けるという点では、
ほとんど(まったく)意味のない宿題のやり方です。
心当たりはありませんか?
浦添市内の学校に通う6年生のマイ(仮名)も
典型的な
漢字ニガテ少女でした。
今回の記事は、漢字が苦手だったマイが漢字テストで100点をとって、驚くほど漢字が得意になったお話をお届けします。
ただただ先生の言う通りにする日々
マイはどこにでもいる普通の6年生でした。
勉強はスキでもキライでもない。
友だち関係は特に問題なく、学校生活は楽しいか楽しくないがでいうと、普通(笑)
ときどき見せる担任の先生の理不尽な言動には心のなかでイラッとしながらも、休み時間に友だちと少しグチる程度で、ちゃんと言うことを聞いてちゃんと先生の言う通りにする子でした。
そんなマイは、漢字が大のニガテでした。大キライでした。
サポショウとの出会い
マイがサポショウと出会ったきっけは、
マイのお母さんからのInstagramのDMでした。
普段はご紹介からの入塾が多いサポショウですが、SNSで僕の教育観を見てくださってのお問い合わせに・・・
さっそくマイのお母さんと無料説明会&相談会を実施しました。
マイのお母さんはオンラインでの面談をご希望でしたのでZoomで実施しました。
マイのお母さんのお話によると、マイはこんな子ということでした。
学校には行っているが、楽しくも楽しくなくもない感じ
勉強もスキでもキライでもない感じ。
成績は3段階評価のオール2
漢字は大のニガテで大キライ
そしてマイのお母さんの思いとしては
学校教育に適応させるようなサポートではなく、マイのこれからの人生を自信をもって力強く生きていくための力を育んでほしい。
とのことでした。
マイ、本当は素直で頑張りや
マイの無料体験がスタートしました。
マイのサポートをしながらの印象は
とっても素直で、頑張りやな子だな
です。
でも、学校の勉強は少し遅れ気味で
自分の考えや意見を発言することも苦手なマイでした。
率直な感想として、
「学校生活でマイのこの良さが発揮されていないのであれば、とってももったいないな」
と思いました。
漢字、大キライ
何度も書いているように、
マイは漢字が大のニガテで、大キライということでした。
漢字テストはいつも50点〜60点とのこと。
テストのたびに再テストを受けていたそうです。
これ、めっちゃ自信なくしますよね。
そしてそんなある日、
偶然?にもマイの担任の先生から
魔の漢字50問テストが宣告されたのでした(笑)
マイはダルそうにそれを僕に報告してくれました(笑)
でもサポショウは、ただの優しく甘やかせるだけの塾ではありません(笑)
僕「マイ、次の漢字テスト、ちょっと気合い入れてやってみない?」
マイ「え…」
僕「ちなみに、テスト範囲は?」
マイ「ここからここまでの50個、ぜんぶ出るって」
僕「よし、マイ、次の漢字テスト100点とろう!」
マイ「え…」
僕「大丈夫、100点いける!だからやろうぜ!」
マイ「う、うん…」
マイの漢字テスト100点への挑戦がスタートしました(笑)
マイに自信を育む個別サポート
あとはただただ反復練習です。
ただそれだけです。
塾ではもちろん、
家でも毎日テスト形式で問題を解いてもらいました。
そしてそれを写真に撮って、ほぼ毎日僕に送ってもらいました。
それを僕があえて厳しく採点して送り返す。
それを3週間ぐらい続けました。
マイは僕の厳しい採点にも必死にくらいつきました。
ミスもどんどん減ってきて、限りなく100点に近づいていきました。
それでも最後の最後まで、僕は厳しい採点を続けました。
マイは問題を解き続けました。
マイのお母さんは練習問題をコピーし続けました(笑)
98点だったらどうしよう
そしてテストが終わりました。
サポショウに来室したマイに僕はこう聞きました。
僕「お疲れ!本当によく頑張ったね!テストどうだった?」
マイ「一応ぜんぶ書けたけど…98点だったらどうしよう…」
僕「・・・。」(感動…泣きそう…)
100点でした。
家族で大喜びしたそうです。
家族みんなでやり遂げた、大きな大きな成果です。
マイ、サポショウを卒業
現在、マイはサポショウを退塾しております。
退塾って響き、なんかめっちゃイヤなんで、
サポショウでは「卒業」と呼んでいます。
なぜ卒業したのか。
それは次のステージへ翔たくためです。
サポショウは受講生一人ひとりが
「今、向き合うべき課題」をサポートする場所です。
当然ですが、
サポショウの受講生はその時々の課題を乗り越え
どんどん成長していきます。
つまり、
サポショウのサポートがもう必要なくなることだってあるのです。
卒業生のなかには
・不登校だったけど、サポショウで自信をつけて今では毎日学校に通っている子
・サポショウで勉強の楽しさに気づき、自分のやりたいことが見つかった子
・サポショウで課題を乗り越える達成感を知り、新たに自分で目標を設定して頑張っている子 など
ほとんどの受講生が次のステージへ進んでいます。
これが僕の何よりの喜びです。
先日、マイのお母さんから数ヶ月ぶりに公式LINEで連絡がきました。
これがサポショウ卒業生の姿です。
勇気と自信を手に入れた子は、周りが驚くような変化を見せます。
このお母さんからのLINEに対して、ひとこと言わせてください。
最強のサポーター
いかがでしたか?
これが個別サポート。
僕が最強のサポーターです。
なんて調子ノッたこと言うつもりは1ミリもありません(笑)
マイの1番のサポーターは、もちろん
マイのお母さんです。
マイがサポショウに通っていた約6ヶ月、
ずっとマイを応援し続けてくれました。
実は先ほどの嬉しいLINEには続きがあります。
僕
「嬉しいご報告ありがとうございました!もし良ければ、僕がまた採点しますので、どんどん送ってください!マイさんの頑張りが嬉しいので、もちろん無料です!遠慮なくどうぞ!」
マイのお母さん
「ありがとうございます!でも、私が採点します!マイが頑張っているので、私もがんばります!採点の仕方はけんしょう先生のマネをしてめっちゃ厳しく!ですよね(笑)」
感動しました。
親子で前を向いて突き進んでいる姿、本当に感動しました。
教員を辞めてまでサポショウを始めて、本当に良かったと心の底から思いました。
努力した先の新しい景色
漢字テストサポートの本当のねらい
今回「マイにテスト100点をとらせるサポート」をご紹介しましたが、
正直、漢字テストで丸暗記させて100点をとることに、たいした意味はないと思っています(笑)
今の時代、漢字を読むことはあっても、書くことはほとんどなくなりました。
書けなければスマホでググれば一発です。
なので、これを読んでいただいてる方に強くお伝えしたいことは
漢字テストサポートをした本当のねらいです。
それは、
マイに努力した先の新しい景色を見せてあげることでした。
その手段として、
たまたま漢字テストを活用しただけです。
マイは漢字がニガテでもキライでもありませんでした。
ただただ勉強方法がわからず、
テストのたびに再テストを受けて
どんどん自信をなくしていたのでした。
頑張りやのマイです。
もちろんこれまでも漢字の勉強を頑張ってきたこともあるでしょう。
でも、そのやり方や方向性、そして基準値が定まっておらず、
「やった気になっていただけ」だったのです。
なので今回は、その方向性を定めてあげて
努力の基準値を引き上げてあげました。
ただそれだけで
マイは初めての漢字テスト100点をゲットし、
その後も90点を連発しているのでした。
「98点だったらどうしよう…」
この気持ちを一度でも味わえたマイ。
努力に努力を重ねた人にしか見えない、
次のステージの新しい景色を見たのです。
この経験はいつか
マイが心の底から本当にやりたいことを見つけたときに
必ず勇気や自信となって
マイの心に火を灯すでしょう。
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