脈診(2)

野口整体のオーソドックスな脈診は前回書いた。
それ以外に、個人的に気づいたことがある。

脈動の強さだ。
生命エネルギーが強いとき、脈動も強くなる。
一番状態がいいときの脈の打ち方になんというか、地震のような凄みが出る。「ズン…」と響く。

逆にエネルギーが低めなときは、高潮期だろうが脈そのものの打ち方に気迫がない。「ポン」みたいな感じ、味がうすくなる。

自分の脈は定期的に調べていて、どうもこの脈動の強さがクライアントの感応にもっとも強く影響している。私とクライアントの落差が大きいほど人が来る。

脈診は一種の未来予想でもある。
ふだんから自分の脈を調べておくと、いい勉強になる。

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