体癖 開閉型10種
骨盤が弛緩しやすい10種体癖。
感受性の中心は「相手を選ばない愛」。
骨盤が縮みやすい9種体癖のネガです。
親指を腸骨の上端に入れると、9種的に凝固している人は指の間接まで入りません。爪先がせいぜい。
しかし10種はこれが第1関節までスポッと入ってしまう。
私は骨盤にたいてい力が入りっぱなしな9種が濃いので、そういうクライアントと触り比べをするとものすごくはっきりと理解してくれる。
あんまり身の回りにいないので分かりづらいですが、学童保育に若干名いることが多いです。骨盤は種族保存の器官でもあって、しかもそれが拡がるということは子どもをほいほい吞み込むような力を持っている。
ユングの元型論なら太母(グレートマザー)に近い。
人間的にもおおらかで、人と衝突することはあまりありません。
その人柄のよさから人と人との仲を取り持つフィクサーとか、危うい人間関係の緩衝材的な役割を果たすことが多い。
間にいてくれると緊張しがちな雰囲気が和むんですね。
3種体癖に近いコミュニケーション特性がある。
9種や7種はどちらかというと人間火薬のような存在ですが、10種はその逆です。
体にも隙間が多いので独特のゆるい感じ・楽な感じがする。
くまのプーさんなんかしゃべりかたも含めて10種っぽいかな。
弱点
弱点は弛みすぎた骨盤です。
これを占めるためにげんこつで骨盤の周辺をこんこんと叩いていく。
また第一しょ骨底と呼ばれる足の親指の骨にも硬結ができやすい。
あとは左右問わず足指4指と5指の間にある足臨泣というツボ、これもふさがりやすい。体が外側に広がっていき、重心が傾くと、この足臨泣が局所的に詰まります。それをぐいぐいと押し拡げてあげる。
あとは左脚。
こちらのスネの内側は骨盤が下垂したときに硬結ができやすい箇所でもある。
ここを整圧したのち、大腿部の表面を骨盤に向かって平手打ちをななめに入れていく。技名は知らないけどゆるみすぎた骨盤を閉める技術です。
代表例はクッキングパパやマツコデラックスさん。
どちらも包容力のあるオーラの持ち主ですよね。