できることから。
こんにちは。
カフェや焼き菓子のお店の開業への手がかりといいますか、、
今は様々な環境が用意されていて、割とチャレンジしやすい世の中になっています。
急に開業する必要もありませんので、低資本で趣味程度からスタートできる方法を使って、副業として始めるのもいいかもしれませんね。
最近増えてきた「シェアキッチン」を使って、焼き菓子の販売や、喫茶営業をするのも一つの手です。
シェキッチンは、実際に足を運んで設備やレイアウトをよく見て、自分がやりたい営業スタイルのオペレーションと照らし合わせながら、シミュレーションしてみると良いと思います。
ただし、シェアキッチンを使用して、利益を出すことは至難の業ですのでご注意ください。
シェアキッチンは、「知名度を上げる」ための「宣伝」が目的と割り切った使い方をするのがおすすめです。
シェアキッチンの使用料はまちまちですが、平均すると1500~2000円/時間くらいです。
安いところでは1000円/時間のところも稀にあります。
人気のあるシェキッチンですと、利用者さんも多いので使用できる時間や曜日が限られてきます。
私自身もかなりたくさんシェアキッチンを見に行っていますが、それぞれオーブンの種類・メーカー、ストック場所の使用の有無、駅からの距離、菓子製造許可の取得の有無、飲食店営業許可の有無など、様々な施設があります。
今は、「シェアキッチン」といっても、「間借り」の場合もあります。
牛丼の吉野家さんが運営する「シェアレストラン」のような、マッチングサイトもかなり増えてきましたので、こういったサイトに登録して動いてみるのもおすすめです。
「間借り」は基本的には、現在営業中のレストランや居酒屋、カフェなどの飲食店の空き時間を貸してもらうことです。
珈琲日記が、初めて都内出店した時は表参道のある施設での期間限定営業でしたが、その期間終了後にお客様のご紹介で代官山のバーで間借りすることになりました。
2016年の話ですので、ちょうど「間借り」が少しずつ増えてきたころです。
多くは、夜の営業がメインのバーやレストランなどが、空いた昼間を貸すことで家賃を一部負担してもらえると助かるということからスタートしたスタイルです。
どの物件も通常は転貸禁止の契約になっていますが、間借りの場合は「店内の機材を貸す」ことが目的ですので、転貸とは異なります。
また、現状の売り上げだけでは家賃を支払うのが苦しい場合などは、大家さんとしっかりと話しあえば、許可してくれるところが多いようです。
コロナ禍に間借りカフェや、間借りカレーなどが増えたのはそのためです。
間借りの場合、一般的な物件取得費である保証金(敷金)、礼金、仲介手数料などが一切かからず、提示されている家賃のみでスタートできるため、小資本で開業できます。
一ヵ月のレンタル料で出ている場合にも、大抵は使用する日数に合わせて日割りで計算されます。
そして、そのレンタル料の中に、水道光熱費も含まれていることが多いので固定費が計算しやすく、よほど高いレンタル料でなければ、利益が出やすいのもメリットです。
是非いろいろなサイトに登録して、良さそうなお店があれば実際に内見してみてください。
制限というよりも、お互いにルールなどを決めて、お店を運営していくイメージです。
例えば、冷蔵庫や冷凍庫のシェアもしますので、仕様範囲を決めたり、使う食器は現状のものをどこまで使っていいのか、自分で用意するならどこにどのくらいの範囲で保管して良いのかなどを話し合って決めます。
そして、夜のお店は何時から仕込みに入り、自分は何時までに片づけなければ間に合うのか、どこまで片づければ良いのかなども大切な決めごとです。
ゴミ置き場があるのか、それとも毎回持ち帰りなのかなども重要です。
あくまで、「貸していただく立場」ですので、貸主であるオーナーさんのお店の迷惑にならないように、綺麗に早く片付けや準備する練習も必要です。
物件所得費などの負担は、オーナーが全て背負っているので、自分のリスクは最小限ですが、だからこそ気を付けて営業すべきだと思います。
珈琲日記も、体力的に一番大変で寝る時間も少なかったのが間借りの時期ですが、今思えば一番利益が出た時期でもあったような気がします。笑
もちろん、間借りは大きな売り上げは望めませんが、、
もしも資金が少なくて、なかなか開業に踏み切れない方は、副業でも是非間借りチャレンジをしていただきたいと覆います。
珈琲日記は、この間借り中にブレイクして、大行列のお店になりました。
ブレイクしてしまうと、必ず落ちるときがあるので、そのフェーズを大切にしながら次のフェーズに向けて準備をしていく必要があります。
それはそれで、とても良いプレッシャーになりますし、ブレイク無しよりは他のお店とは明らかに違う景色を見ることができますので、SNSなどは大いに利用すべきだと思いますが、テレビの取材などは一切断るようにしていれば、大切な常連さんたちは一生ついてきてきてくださいます。
今できることは全てチャレンジしてみる。
一歩を踏み出す。
これに尽きます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
では、また。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?