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私が女性性を解放できた話①はじまり編

これからしばらく、女性性についてかきます。
女性性とは女性のためのものではなく、男性の中にもあるエネルギーです。なので、これから私が書いていく話は女性にも男性にもとても役立つ話にはなるはずです。

でもとにかく私は長い間、女性として生きることにかなりこじれていました。けれど、ありがとうと愛していますの実験を通して、大きな癒しを得ることができ、本当に別人のように変わりました。

でも、それについて書くことは凄く私にとって怖いことです。

なぜなら私自身が女性性の癒やしの過程にいるから。解放されきっていないから。

でも、覚悟を決めてこれを書くことにしたのは女性性が私にとってあまりに大きなテーマで、そこを癒やしはじめただけで大きな変革が起こっているからです。そして、私と同じように女性性を解放に向かわせる事ができる人が増えたらいいと思って本気で書きます。

題して「自分を愛せず、恋愛もこじらせてのたうちまわる人をなにがなんでも自由にする話!!」です!!

もし、あなたが恋愛がうまくいかないとか、自分に自信がもてないとか、コンプレックスがあって苦しいとか少しでも当てはまるなら必ずこのシリーズはあなたに少なからず一撃をあたえると思います。これまで書いてきたどんな記事よりも本気で書きます!!

まずは、少し長くなりますが私自身の話を書かなければなりません。なんといっても、私自身が自分を愛せずに、恋愛もこじらせてのたうちまわってきた張本人なのです。

私は小学生の頃から自分に自信のあるタイプでした。いつもクラスの中心に居て、皆を笑わせていたし1人でいることは殆どなくて、いつも周りに友達がいました。

私がいるから皆たのしいんだ!
私がいないと皆つまらないだろう!
と本気で思っていました。

家族が大好きで、友達にも恵まれて、中学生になると皆が憧れていた格好いい男の子とのお付き合いもはじまって有頂天でした。

でも、たった1つある思いが私をいつも悩ませていました。

それは太りたくない!という強い思いでした。

物心ついたときから、私はなぜか太りたくない!!という強い思いを持っていました。


小学生の時も中学生のときも、私は標準体重でしたが体重計に乗るたびに成長にともなって重くなっていく体重計を見ることがとても怖かったことを覚えています。

それなのに、なぜか私は中学生になると大食いであることを周りにアピールするようになりました。

私デブだからさー!
こんなに食べれるんだよね!

と笑って言いながらマクドナルドのセットを2つも3つも食べたり、早食いしたりして見せていました。(この時はいたって標準体重でしたが、なぜか自分は太っていると本気で思っていました。)


友達は私の食べっぷりを笑ってくれたり、盛り上がってくれたので、明るい雰囲気だったのですが

いつも大食いしたあとの、罪悪感が本当に大きくて「また食べてしまった!なんであんなに食べたんだ!!この馬鹿野郎!!」と頭を抱えていました。

そうこうするうちに、食欲がどんどんコントロールできなくなり、食べる!凹む!食べる!凹む!を繰り返すようになり、体重計にはとうとう恐怖で乗れなくなりました。
定期的にある健康診断がまじで憂鬱だった。

そして、太りたくないという思いはいつの間にか痩せたい!!という強い思いへと変化しました。


どんなに楽しい時もどんなに悲しい時も頭の片隅に痩せたい!!という強い思いが居座るようになったのです。

まじで年がら年中痩せたいと思っており、それが口癖でした。ダイエットする!と宣言しては急に3から5キロ急激に痩せて、元の体重より少し太るというリバウンドを繰り返しました。

家族からは「またあんたのダイエットがはじまるのか。どうせ太るんだから無駄!痩せたいと本気で思ってる人は痩せるんだよ。あんたは本気で痩せたいと思ってない!」と言われました。

悔しくて悔しくて、絶対に痩せてやる!と決意しては、痩せてもまた太るを繰り返しました。


それでも、嫌なことが多かったとか不幸だったわけではありません。

20歳になったときも痩せたいとは思っていましたが、私は毎日がとても幸せでした。
痩せたい以外の悩みは殆どなく、人間関係もうまくいってました。(彼氏はいなかったけど。)


でも、ある日友達とこんな会話をしたんです。
友「ねぇ、化粧とかしないの?可愛くなるよ!」

私「え?可愛くなりたいなんて思ってないよ」

友「え?可愛くなりたくないの?」

私「ん?可愛くなりたいなんて思ったことない」

友「え!?1回もないの!?それ、普通じゃないよ。病んでない!?」

私「え!?病んでるの!?でもさ、私が化粧したってたかがしれてるし、頑張っちゃって面白いだけじゃん。世の中には可愛い人と可愛くない人がいて、それでいいんだよ!」

わたしは、ニコニコと笑顔で答えたのですが、なんとその友達はあろうことか突然泣き出したのです。

「わたしはアンタのことを可愛くないなんて思ったことないし、自分のことを可愛くないって信じて1ミリも疑ってないことが悲しすぎる。アンタがいつも口癖みたいに痩せたい痩せたいって言ってるのは可愛くなりたいからじゃないの!?」

と言われました。
このときの衝撃は相当なものでした。
とにかく言葉に出来ないけど、彼女の涙をみて心が撃ち抜かれたような衝撃を受けました。


その友達は確かに凄く美人で可愛かったのですが、私はその子みたいになりたいと思ったことは1度もありませんでした。

そう言われてみると、痩せたいとは常に思ってるのに可愛くなりたいと思ったことがないのは不思議だなと思いました。

そして、その時わたしは初めて、自分の外見に強いコンプレックスを抱いていたんだということを生まれて初めて自覚したのです。

つづく。

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