【コラム】道端に肌着を干す女性の話。
こんにちは。とらねこです!
今回は道端に肌着を干す女性の話をしたいと思います。
サイクリング中のことです。
高気圧の秋日和のなか、自転車を走らせていると、どこからともなくソフランのいい香りがしてきます。
どこかで洗濯でもしてるのかな...。
そう思った瞬間です。
路面電車の線路わきの物干しに洗濯物が干してあるんです。
洗濯物はすべて女性の肌着です。
いわゆるブラジャーとパンティというやつで、風に吹かれて和やかに揺らいでいます。
一枚や二枚ではなく、それも二人分です。
一つは年配の人ですかね...。もう一つは若い女の子が身に着けるような肌着です。
手を伸ばせば誰でもとれるような距離にあります。
というか、塀やフェンスのような仕切りはないんです。
軽自動車が一台通れるような細い通路があって、その通路に堂々と干してあります。
えっ?なんでこんなところに干してあるの?と、目を疑いましたが、その日は素通りしたんです。
世の中色んな人がいるからね...。
そう思っていました。
ですが、事態はそう安易なものではないと後になって分かりました。
その家は路面電車の線路と細い通路に挟まれた、超狭小住宅です。
部屋の中には干せないし、かといって庭がある訳でもない。
やむを得ないのかもしれません。
とある日、たまたま家の前を通りかかると、中学生の女の子が家に入っていくのを見かけました。
通学かばんを背負った背の低い制服姿のかわいらしい女の子です。
そして、家の前の細い道は通学路ですので、男の子が当然のように通ります。
天気は快晴。
そして、洗濯物が干してあります。
体操服に靴下に、そして当然のようにブラジャーもパンティも...。
こいのぼりでも流すかのように、肌着が気持ちよさそうになびいています。
その道を通る男の子たちは、その風景が当然かのようにスルーしながら通りますが、いやいやこれは絶対にまずいでしょ…。と思った訳です。
その道を通ると、柔軟剤のいい香りがするので気づかないはずがないんです。
はじめて通ったわたしでも気づいたんですから。
毎日通ってる男子が気づかないはずないんです。
どうやらその家は、祖母と中学生の女の子の二人暮らしのようで、その辺のデリカシーに欠けているのかもしれません。
その女の子も肌着が干してあることに何の抵抗もないようで、その風景をジッと眺めていました。
わたしはその家の前にあるパン屋の飲食コーナーで、あんぱんを食べながら一部始終を見ていましたが、何とも不思議な光景でしたね。
これ、みなさんどう思います?
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