心理学:ソーンダイクの問題箱
ソーンダイクの問題箱という話を聞いたことがあるだろうか。
アメリカの心理学者ソーンダイクが動物を使って行った実験だ。
現在の教育心理学の礎にもなっている。
動物は論理的な学習ができるのか?
ソーンダイクが有名な実験を残している。
まず箱の中に猫を閉じ込める。
箱の中には扉が開くひもを準備。
ひもを引いたねこがどのような反応をするか観察する。
最初は無理やり箱から脱出しようと試みる。
ひっかいたり、ぶつかってみたり。
ひもを引くことで扉が開く。
学習した猫は同じ箱に入れられたとき、すぐに脱出できるという。
ここで気になるのは猫の論理思考。
なぜひもを引くと扉が開くのか。
はたして猫は論理的に考えているか。
これを試した実験がある。
箱の中に猫を入れる。
猫の手にひもをかける。
脱出には別のルートを準備する。
猫は手に巻き付けられたひもを引くことに一生懸命になる。
ひもはどこにもつながってはいない。
ひもを引っ張っては頭をかしげる。
猫は条件を満たすことで結果を得ているに過ぎず、論理的に考えていない結果が得られたのだ。
猫以外のネズミや鳩などの小動物でも同じ結果を得ている。
ソーンダイクが発見したのは次の三つ。
① 試行錯誤することで動物は学習する
② 満足する結果は記憶に残る
③ 結果が得られない試行錯誤は記憶に残らない
すべてのものには『量』が存在する。
量があるものは測量できる。
彼のスローガンだが、これを機に『教育測定の父』と呼ばれるようになった。
さて、もう一人優秀な心理学者を紹介しよう。
アルバート・バンデューラ。
彼が主張したのはこれ。
他人の真似をすれば学習効率は格段に上がる。
観察学習のことでモデリングと呼ばれている。
自分の頭で考えるより、他人の真似をした方が効果的に成果を上げられる。
既存の事実は学んだ方が早いと主張している。
とある小さな村で数学が好きな少年がいた。
人に馴染めず不登校だった彼は、独学で二次方程式の解を導き出した。
これは大発見だ。
そう思った彼は、学校の先生へ報告をする。
だが、それは既存の事実。
先生は自力で導き出したことに驚くが、教科書に書いてあると指摘。
少年はガッカリし帰路についた。
そんな話がある。
知は財産というが、これは確か。
モデリングすることで、技術や思想の向上になる。
ただ、モデリングはあくまでモデル。
本当の自分探しはこれから。
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