アニメの語源 言葉に秘められた八百万の神々との深い関係
【結論】
『アニメ』の語源はラテン語の『アニマ』その意味は『霊魂』です
まったり解説していきます。
自己紹介
こんにちは、Nick(@supersoNick_boy)です。
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たまに今回のような豆知識も発信してます。
アニメとアニマ
戦国時代に仏教の価値が変動し、徳川幕府によって儒教が広まり、明治政府の下で神道は国家神道として復活しましたが、その後GHQによって解体されました。このように、日本では神道と仏教の境目が曖昧になりました。
現代の日本には儒教からもたらされた年功序列などの「習慣」がいまだに根強く残っています。神道からは神々がさまざまなものに宿っているという、いわゆる八百万の神という考え方があるという「習慣」が残りました。『なぜ』そうなっているのかという理由(歴史)は学校では教えてくれません。
このように日本の宗教は歴史や理論体系を隠されてはいますが、習慣だけは残るよう意図的に調整されています。まぁ、意図的に隠されているかと言われれば、知ろうと思えば知れるのでなんとも言い難いですが、こういった歴史があることは事実です。
そういった歴史的背景から、日本人のほとんどはどういうわけか多神教の感覚を持っています。しかし、それは多神教というよりはアニミズムのようなものだと思います。アニミズムの神々は一神教でいうところのTHE GODではありません。神々はどちらかといえば『霊魂達』です。
なぜ日本でアニメーションが発達したのか?
『霊魂達』、つまり『アニマ』はなんにでも宿ります。そう、海だろうが山だろうが太陽だろうが髪の毛一本だろうが、物理的にも概念的にも大小の際限なく何にでもです。いわゆる八百万の神々ですね。この概念のことを『アニミズム』と言います。
ということはつまり、人が描いた絵にもアニマは宿ります。
これがアニメーションです!
人が書いた絵に魂が宿るという考え方は、冷静に言われるとちょっと理解し難いです。
しかし日本には古来よりアニミズムの概念が根付いていたため、すんなり受け入れることができました。したがって、日本はアニメの文化をスムーズに、かつ力強く発展させることができたのでしょう。
日本のアニメ史を読み解くうえで参考になる書籍
いまは亡き大塚康夫さん(カリオストロの城のカーチェイスシーンで有名)によって執筆された『作画汗まみれ』がとても参考になります。
アニメはもともと映画がメインだった
東映動画と虫プロの個性の違い
後輩としての宮崎駿や高畑勲
当たりが個人的には見所だと思います。
日本の文化を英語で説明してみよう
英語圏の方と話す時なんかのネタにしていただければ幸いです。
You know the official name of アニメ is animation, but its origin comes from the Latin word anima, which means [soul] or[sprit].
The values of Buddhism fluctuated during the Warring States period(戦国時代), Confucianism(儒教) spread by the Tokugawa shogunate, and Shinto was revived as a national Shinto(国家神道)under the Meiji government, but it was dismantled by GHQ after the war.
In this way, in Japan, Shinto and Buddhism become ambiguous, and there is only the “sense” of so-called eight million gods in which gods dwell in various things, such as the idea of seniority in Confucianism.
That’s why most of the Japanese have somehow a sense of polytheism, but I think it’s more like animism than polytheism. 神-kami(Gods)is not THE GOD, but 神-kami(Gods)is a spiritual way of thinking.
Therefore Japanese like anime, and were able to develop the culture of anime.
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