【超プリン体の大予言3】「漫画家 たつき諒 氏の予言を徹底分析する」
どうも、21世紀に異世界転生した元ノストラダムスの、プリンです(超適当。
最近ね。
南海トラフ大地震について、こんな記事を書きました。
そしたらね。
ある知人に、「たつき諒さんの予言についてはどう思う?」、と聞かれました。
いやいやいやいや(笑
いやいやいやいやいやいや(笑
実は私、忙しい中、このたつき諒という人の「予言」に色々予定を狂わされ、右往左往させられたという嫌な経験があるため、あまりまじめにこの人について論じたくないのですよね。
「でも、そうだなあ、そろそろたつき氏の『予言』についての、私の見解をちゃんと書いておこうかな」と考え、この記事を書くことにしました。
それでは参りましょう。
超プリン体の大予言3・「漫画家 たつき諒 氏の予言を徹底分析する」
01.たつき諒氏とその予言の年表
はい、まず最初に今回の一番の目玉を提示しておきましょう。私が半日かけてまとめた、「たつき諒氏とその予言の年表」です。
まずここでは、その予言と結果の対応だけ抜き出しておきましょう。詳しくはそれぞれ説明していきます。
では、それぞれ細かく見ていきましょう。
02.ノストラダムスによる「人類滅亡」の予言とたつき氏
「え? なんでノストラダムスが関係あるの?」っと思われた方、まあ、正論ですが、実はたつき氏自身が「大災害は2011年3月」という文字を、表紙絵に描こうとしてたときに、ノストラダムスの大予言を意識していたというようなことが、書かれています。「本当の滅亡は1999年7月じゃなく、もっと先に来る」と警告したかったそうで、たまたま前の晩に夢で見ていた「2011年3月」という文字を、表紙絵に描き込んだそうです。
編集の人が、「これ何も起こらなかったらどうするの?」と質問した所、「10年もあとのことだからみんな忘れてるでしょう」みたいに答えたそうです。
つまりたつきさんは、何かしらの確証とか、根拠や覚悟があって、「大災害は2011年3月」と書かれたわけじゃないのですね。
「1999年7月を乗り切って安心してはダメ! 今後も災害には注意を!」、という善意からの警告だったようですが、だったらもっとしっかり情報発信しておかないとですね。そうでないと、「後付けのこじつけ」と思われてもしょうがないです。
03.「大災害は2011年3月」は本当に「的中」だったのか?
ネットでは、「東日本大震災を、驚くべき精度で的中!」、と大騒ぎだったとのことですが。マジですか(笑
私が思うに、まず「大災害」が曖昧だし、その規模も場所も不明確。また日時も2011年3月とまでしか言ってない。こんなの後付けで、いくらでもこじつけ出来るんですよね。
たつき氏の「的中」劇は、マジックのネタを使って再現可能なのですよね。
「だからたつき氏はトリックだ」と言っているのではありません。トリックを使えば100%実現可能だし、それがなくても、偶然で起こりえる現象なんです。それをみんな騒ぎすぎでは? と思わざるを得ません。
04.大外れした「2021年8月20日、富士山大噴火」の裏事情は?
「たつき氏が東日本大震災の予知を的中!」、とネットで大騒ぎだった頃、「たつき氏による新たな予言!」、という触れ込みで拡散されたのがこれ、「2021年8月20日、富士山が大噴火するであろう!」
全く「大災害の予言」なんて信じない私が、この「予言」によって振り回され、無駄な時間をえんえんと使わされることになったストレスと腹立たしさはまあ置いといて、みんなが狂ったように信じ込んだこの予言は、「実はたつきさんの偽物の発信したニセ情報でした。てへペロ!」っていうひどいオチがついて、うやむやのうちに消滅しましたね。
あれねえ。
「たつきさん偽物」は、本当に全くの第三者によるなりすましだったのでしょうか? 「実は本物だった可能性」、あるいは、「本物ではなかったけど、利害関係者によるサポート活動」だったのではと、私は怪しんでいます。
例えば出版社の人とか、たつきさんの親類やご友人が、良かれと思って「東日本大震災を的中!」、なんていう誇大な情報を流布し、たまたま当たっただけの「なんちゃって予言」を神格化。売れ残っていた「たつき本」を1冊50万円で売り抜け、さらに儲けを上げるために「復刻版」を計画したと……。
で、「復刻版」のメダマは、「次に的中したのは2021年8月の富士山大噴火の予知!」、という構成にしようとしていたのですが、実際は何も起こらず尻すぼみ。しょうがないのでたつきさんご本人が登場、という体にして火消しし、構成を見直しして「完全版」として出版、というのが真実ではなかったのかというと、まあ今の所、誰もそれは否定できないですよね。
富士山大噴火の予言を、誰が考えたのかはともかく、それが大外れしたのは事実。それに関して、今現在、誰も謝罪していないのも事実。
きな臭さ、うさん臭さ、うそ臭さをぷんぷん感じてしまうのは、私の偏見でしょうか?
05.でも、2025年に災害が起こるという予言は、当たるかもなんでしょう?
いいえ。断言します。その予言も大外れします。
ただ、「災害というのは、実は自民党が倒れて政権交代してしまうことの、メタファーでした」なんて後付けでごまかされる可能性は、無きにしも非ず。
たつきさん信者達は、「そうだそうだ! 災害とは自民党の政権交代だったのだ! ラピュタは本当にあったんだ! た・つ・き! た・つ・き!」、なーんて崇め奉るのかも知れませんね。
そもそもね。「災害は、ありまーす」なんていうのは、予言でもなんでもない。「バーナム効果」を期待した、事前に仕掛けたただのトラップなんですよね。
じゃあ私も予言しておきましょう。明日2024年8月20日に、災害は、ありまーす!(笑
そりゃあ、あるでしょう(笑笑
何か起こったら、「当たりました! 当たりましたよおおお!」と叫べばいいし、何も起こらなかったら、「実はね、災害というのはね」と、あとでごまかせばいい。
そんなものは、予言ではなく詐欺です。いや、たつきさんが詐欺をしているというのではなく、そんなのを信じてる人は、詐欺にも簡単にひっかかりますよという、私の善意からの警告です。
06.あなた何なの? なんでたつきさんや彼女の予言を目の敵にするの? うらみでもあるの?
はい、恨みはあります。その予言が善意のものかどうかはともかく、私はその予言が「まゆつばである」というのを理解してもらうために、一週間近く、調査を強いられました。あの時の私の時間を、かえせえええええ!
まあでも、「それはたつきさんの偽物がやったことだから!」、で逃げられてしまう。なんでみんな、そんな偽物による大嘘を信じてしまったのか。それくらい見抜けないで、よくも出版社や編集者や、オカルトファンがつとまりますねえ。
「予言」などをフィクションとして楽しむならともかく、完全に信じ切って、周囲にそのフィクションをごり押しして迷惑をかけるな! あなた方のやっていることは、カルト宗教とおんなじだ! あなたたちは、嘘つきだ! と、私は腹立たしく思っているわけですね。
でもね、私はフィクションとしてなら、予言だって楽しいと思うし、時間を超えた情報伝達も、ありだと思います。例えば私、こんなSF小説を書いていますし。
重要なのは、「未来から過去への通信の可能性は、現時点では否定も肯定もされていない。だからと言って、さも未来からの情報を受け取ったかのような虚偽は、ただいたずらに災害への不安をあおるだけ。ましてやその恐怖を利用して金儲けを目論むのは、人として最低の行為」であるということ。
07.まとめ
まとめです。
今の所私は、「たつき氏の偽物」が流布した嘘の「富士山大噴火」の予知に、膨大な時間を使わされて大損害を受けましたが、それがたつき氏本人か、または関係者かというのは確証がなく不明。なので「予言憎んでたつき氏憎まず」なのですが、
「2025年7月に大災害」
という予言が外れたら、「たつき氏の偽物」が、実は「たつき氏本人」だったのではという、私の疑いはより強くなります。
その時が、楽しみですね(笑
なおたつき氏が2001年1月1日に夢に見たという、「2025年7月の大災害」とは、こんなイメージだったそうです。
え? これってひょっとして、ヨハネの黙示録の「ハルマゲドン後の世界」なんじゃないの? でもたつきさんって、前世では「サイババの娘」だったんですよね? うーん、何がなんだかわからない(笑
とまあ、今日は「超プリン体の大予言3」と題して、以前からまとめておきたかった、たつき諒さんに関する情報をうまくまとめることが出来ました。
いやあ、来年(2025年)の7月に、どんな恐怖の大王が降ってくるか、とても楽しみですね!