
【炎上に学ぶ】齊藤知事さん涙の会見、その涙のわけを検証する
いやあ。
なんなんでしょうねえ、この人。
いや、そもそも「人」なのかどうなのかという疑問も。
あまり時間がないので、まずはニコニコ生放送の切り取りが、Youtubeに投稿されたものを見てみましょう。時間にすると1分足らずの動画です。
斎藤知事
「こういう状況になったっていうことは、申し訳ないなという思いで、あの、自分自身に対して、あの、悔しい、思いではあります。でもあのー、その、先生方もですね、心から今も、あの、感謝は、していますので、はい。
あの……、ホントに申し訳ない、言う風に思いで、あの、あたし自身は、今、います、はい。
うーん……。
これまで鉄面皮だった斎藤県知事が、涙を流されたということで、少しは人間的感情があったのかなと思いましたが、この涙は、「先生方」への謝罪なのですね。
先生方って、誰ですねーん!
と、思いますがそれは選挙の時に応援してくれた、自民党の人や、大好きな維新の吉村府知事さん始めとする維新の面々のことのようです。
この期に及んでまだそういう人達へのラブコール。
「助けてドラえもーん」、ならぬ、「助けて吉村知事ー」、ですね(苦笑。
「いやいやいや、県知事が涙を流すって、よっぽど反省してるってことでしょう? あなた以前から彼のことを、叩きすぎなんじゃないの? そろそろ彼のことを、愛してやってもいいんじゃないの?」
と、おっしゃる方がいるかも知れませんが。
いやいやいやいや!
騙されてはいけませんよ。私は騙されませんでした!
Yahooニュースのこの記事。
兵庫県の斎藤元彦知事は、11日午後に行なわれた会見で、3年前の知事選で支援を受けた自民党議員からも辞職を求められることについて記者から問われ、涙を流しました。
また、記者から「その涙は亡くなった元県民局長への後悔の涙か?」と質問された際には
「自民党の議員と維新の皆様に対して」
と答えました。
ほーらね!
お仲間にまで、自分の真意が伝わってないのが悔しいという、悔し涙なのであって、無くなった元県民局長への感情など、これっぽっちもなかったというのが、彼(おねだり君)の主張です。
さらにですよ。
4時間ほど前に、ANN Newsで報じられたニュースがまたすごいです。
おい維新! 何してんねん!
ナレーション
「制服姿の斎藤知事の、横にいるのは、日本維新の会、堀井健智(ほりいえけんぢ)、衆議院議員です」
日本維新の会・藤田文武(ふじた ふみたけ)幹事長
「我が党の衆議院議員、えー堀井健智(ほりいえけんぢ)、がですね、ちょっと週刊誌報道等で、まあ出ておりまして」
(略)
「これについてはあのー、幹事長からの厳重注意、いう形の処分にさせて、いただきました」
どういうことかというとですねえ。
今回の疑惑に関して、兵庫県庁からパワハラまがいの強制捜査を受けて自殺をされた、元県民局長に関する中傷としか思えない情報を、維新のとある議員が一般人に漏洩していたと、そういう証言が出てきたのです。
おい維新の会!!
あんたらも、パワハラおねだりその他の疑惑のもみ消しをする気、満々だったんだろ!!
だからこその、斎藤県知事の、きよき(?)涙だったのではないのかと、私は空想します。
まあ維新がこの件に関して、うだうだぐずぐずして、対応を決めかねていたのも、さらに斎藤知事が、なぜ自信満々に「これまでの対応に問題なかった」と言い切れる(言わないとしょうがなかった)のかも、これですっきりと理解できますね。
いやあもう兵庫県って、どうなってますねん(笑(笑(笑(笑(笑(笑!!
という今日の、私からのおねだりでした(笑