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気まぐれと本
気まぐれで自由奔放な性格の持ち主のわたしは、
常日頃その時したいことをしたいままに実行する。
そしてこの記事も、眠れない深夜、気まぐれに、
赴くままに、書いている。
もちろん、やらなきゃいけないことを最低限済ましてからだけど。
レストランに行って、“シェフの気まぐれランチ”的なメニューを一目見た途端、本能的にそれを頼もうとしちゃう。
でも注文の時、ヤツがのこのこと現れて結局1番オーソドックスな料理を頼んでしまう…
やはり、わたしは果てしなく気まぐれなのである。
あの全然関係ないんですけど、オーソドックスの対義語ってヘテロドックスって言うらしいですよ。
ヘテロって「異なる」っていう意味のギリシャ語から来てるんですね。
だから異性に性的嗜好が向くセクシャリティのことを、ヘテロセクシャルって呼ぶんですね。腑に落ちタイム。
弱小テニス部のライン引きくらい逸れてしまってすみませんね。フォールトボール受け流すくらいさらっと読んでください。
このレベルまでくるともう
気まぐれがわたしをコントロールしているのか、
はたまたわたしがコントロールされているのか。
わたしの脳内では答えが出ないほど、気まぐれに翻弄されている毎日を過ごしている。
あははん、絶対後者だけどな。
先月いつもの気まぐれが発動して、図書館に立ち寄ってから帰ろうと思い立ち、お世辞にも読書家とは言えないタイ人顔の日本人(わたし)が入館していきました。閉館10分前でした。
わたし西洋文学本(翻訳済)が好きで、そのコーナーには永遠に入り浸れちゃいます。
この前まであるスペイン文学本にハマってたんですが
上巻でつまんねーなーと気持ちが萎み、あっという間に水滸伝に浮気しました。
それも一巻でしんどくなってドロップアウト。
どなたかわたしにいい本を教えてください。
そんな海外文庫本コーナーで、ある本の題名が目につく。『誰がために金は鳴る』響きがいいと思った。鐘だけに。
手にとって数ページ読んでみたら止まらない。
なかなかおもろそうやん。そう思った。
10ページまで読むと館内に申し訳なさげに“蛍の光”が流れてきた。
まじかぁ、いいとこなのにぃ…と思いながら腕時計を確認すると、長針がVIの文字盤のIの部分を隠しかけていたところだった。
借りたかったけど、貸し出しカードを忘れた気まぐれ少女は、そもそも前回借りた本(貸出期間2ヶ月over)が未返却なため借りることができないことにも気がつかず、早く帰りたいオーラを全開に纏った司書さんのピリ痒い視線を浴びながら図書館を後にした。
そんなこんなでまだ借りれていないので、休み明け借りに行こうと思う。久しぶりに気まぐれがいいセンサーとして活躍してくれてっぞ。
これは期待大。カラキタイ。
今回は下巻まで読破するぞ。aye-aye ooh。
あ、まず返し忘れてた『ドン・キホーテ』と『ギリシャ神話【入門編】』的なの返さなきゃ。