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4 #アビスパ福岡 #コンサドーレ札幌 開幕戦後。 #岩崎悠人 #ウェリントン #お前何言ったファッキュー #紺野和也 #重見柾斗 #金森健志 #井上聖也 #永石拓海 #宮大樹 #グローリ #前寛之

#アビスパ福岡 #コンサドーレ札幌  開幕戦後。 #岩崎悠人 #ウェリントン #お前何言ったファッキュー #紺野和也 #重見柾斗 #金森健志 #井上聖也 #永石拓海 #宮大樹 #グローリ #前寛之

https://www.youtube.com/watch?v=y-986rVTJK0

昨日の試合前の僕のコメントは、

https://twitter.com/AvispaF/status/1761227365685096509
今日もまずは勝ち点1から始めよう!
#ウェリントン への #ハイボール  を沢山いれて、#コンサドーレ札幌 のバックラインのスタミナを削りまくろう。
交代枠やサポーターも含めて、いい試合をして、そのさきに勝利や引き分けがある。
あるいは、次につながる負けになる。

ウエリントンのスタメンは予想外だった。
宮大樹、グローリがベンチ外なのもそうだったが、それは、若手を育てながら戦うにあたって、コンサドーレとの試合は若手のための試合なのはしょうがないから。
そういう意味で、守備そのものは、そこそこ及第点だったともいえる。
一方で、誰よりも岩崎悠人自身がよく理解しているように、走行距離などの目に見える数値では圧倒的に一番を取ったにも関わらず、チームは勝利しなかった。
あれは、紺野和也のパスの問題もあるが、何よりも絶好のシュートチャンスを外した。

とはいえ、岩崎その他、アビスパ福岡にいることが、長谷部監督だけでなく、僕のレクチャーを受けられるチャンスでもある。
まあ、客観的には世迷言のたぐいだが、現実に、現実を変えてきたと僕自身は思っている。
仮に、そうではなかったとしても、そう思ってなければ、面白くはない。
なので、振り返っていこう。

まずは、キックオフ。
打ち上げた田代は悪くなかった。
ウェリントンは欲を言えば胸トラップするなり、チャージで相手を押しのけて、バウンドしたボールをマイボールに変えてほしかったが、余裕で競り勝つということ自体が、次のマッチアップの伏線にある。
もちろん、アビスパのメインの武器はほかのアタッカー陣の豊富さだが、ウェリントンが確実に一人以上の相手に競り勝てることはプラスでしかない。
今年も、また、数年前にいぶきの森で聞かされた、お前何言ったファッキュー、の借りは返してもらおう(笑)。

2分。
井上聖也(あるいは奈良竜樹?)。
こぼれ球をトラップしたところまでは良かったが、早くボールを離して楽になりたいという気持ちがバレバレで、パスカットされた。
幸い、味方は君を信用しておらず、前がからなかったおかげでピンチにはならなった。
あのシーンは慌ててパスを出さず、アウトサイドで右前に持ち出して、前へのパスコースを探るふりをして、横パスのコースやバックパスのコースを開けさせるべきだった。
そのへんは、パスコースの変更の個人練習をコーチやチームメートに付き合ってもらえ。

23分。
ウェリントンのポストから、紺野和也が前につっかける。
左にアウトではたいて、減速していた岩崎が間に合わず、ボールが左に流れて左足でゴールをとらえきれなかった。
紺野和也もまだ成長途上で、味方のレベルに合わすことができていない。
あの瞬間は見え見えでも、前か右に仕掛けるフェイクを入れて、もう少し内側にボールを置いて岩崎に右足でフィニッシュさせるべきだった。
なぜ、シャフタルドネツク相手に通用しなかったかと言えば、そういう、自分以外の味方や相手の体や心を操るテクニックが未熟だったから。
日本では爆速でも、海外では快速アタッカーになる。
そうすると、金森健志のように若干スピードは劣ってもプレーの選択肢の多い選手の方がうまく見える。
ただ、紺野も岩崎もまだ若い。
読んでくれているかわからないけど、もっともっと高めていって、アビスパでの勝ち星と移籍金を積んでいってほしい。

それから、このシーンで、重見柾斗のポジショニングが中途半端すぎる。
紺野からダイレクトを受けるにせよ、岩崎からの落としを受けるにせよ、スペースを空けておかないとシュートを打ちづらい。
ただ、最初から、岩崎に打たせて、こぼれ球に詰めるイメージなら、悪くない。

そして、もう一つ思ったのは、重見は本質的にボランチではない可能性があること。
前がかりすぎる。
それは、いい悪いではなくて、周りの味方のポジションやコミュニケーションで決めていくこと。
心身の弱点は、知っていれば、コントロールできればさほど問題ではない。
それを分からすためにも、中堅とベテランだけでベストの布陣を組まずに、長谷部監督は今回のメンバーを決めたのだと思う。
プロは競争であり、蹴落としあいでもあるけど、アビスパはみんなで戦うことで、残留を当たり前にして、カップ戦優勝まで登ってきた。
その意味をたまに思い返してもらえればと思う。

29分から。
田代が両足で、焦らしながら奈良竜樹にの足元にボールを入れたのは良かった。
相手のレベルが上がるほどに、プレスがかかってなくても、遊びを入れることで、相手のプレスのタイミングが外れる。
味方も困るときはあって、このシーンでも、奈良竜樹の2タッチを受けた岩崎はダイレクトでCBの上空に上げるのが精いっぱいだった。
もっとも、相手のCBもいきなりの展開で戸惑って、おそらく逆足である左足で紺野の足元に転がしている。
迷ったらウエリントンの頭、ということと、開始早々の競り合いが効いていたということだ。

このシーンで、岩崎の前のオープンスペースを使いたかったし、岩崎もこのシーンでは自分がゴールを目指さずに若干外に膨らむべきだったようにも思う。
しかし、そうならず、まっすぐ前に走った岩崎の足元にパスが出てトラップする形になった。
慌てず、右の前嶋に出してもよかったが、シュートのこぼれを前嶋が拾う形になり、前嶋もブロック相手に打ってしまった。
おそらく、イメージのずれを修正できなかったせいだろう。
ここで、落ち着いて、キックフェイントから右に持ち出すなり、左に持ち出して、トーキックでも繰り出してほしかった。
至近距離では、そんなに精度なくてもゴールは決まる。
まあ、別に、リーグが今日で終わったわけではないので、修正すればいい。

前嶋がさらに拾って、フォローの紺野和也。
素直にウェリントンでも競り合いでゴールしたように思うが、絶対にフリーになる大ファーの小田逸稀にヘディングで競り勝たせた。
まあ、あんなものだろう。
いずれにせよ。紺野がサイドにボールをずらし続けるだけで、時間は作れるので、カウンターのケアをしたうえで、もっと中央に人数をかけてもよかったように思う。

42分。
フリーキックのこぼれがバイタルに落ちて、重見のボレーがラグビーゴール。
初めての開幕スタメンだし、そんなもんだろうが、アレで相手の肝を冷やすようなシュートを打てるようになるかどうかが、アビスパの主力や海外組になっていくかの分水嶺。

48分。
ここで、ファールギリギリでかっさらいに行った重見は良い判断。
それがボランチっぽいかはわからないが、ファールをもらえてよかった。
相手の立場に立てば、抱き着いてテクニカルファールなのもよくわかる。

50分。
田代は良いトラップで相手をかわした。
小田は状況を察知する能力が足りず、慌ててもらって前にボールを蹴りだしたが、小田が足元弱いことをいろんな意味で共有できていて、チャンスになった。
いつまでもそれでいいとも思わないが、小田は小田にしかできないことを中心に成長をしていけばいい。

56分。
紺野和也は無理をする必要もなかったが、あの状況で、左サイドに出されたら最悪というのはわかって、内側に切り替えさせたのは成長の証拠。
また、奪えればビッグチャンスだっただけに、リスクをとって奪いに行く意味もあった。
ちなみに、あれだけ間合い詰められていたら、相手はうちに切り返すか後ろを向くしかなかったので、残った左足でボールを足ごと刈ればビッグチャンスだったですね。
おそらくノーファウルで。

71分。
左サイドで、人をかけたところ、チェックを外され中央に展開されたが、重見は田代のスペースを埋め、田代は左ボランチの位置に戻り、他の選手のスライドも含めて相手にコースのないシュートを打たせた。
永石はファインセーブを見せられず、欲求不満かもしれないが、少なくとも、初戦で、この連動なら、及第点だろう。
残念ながら、我々はレアルマドリーではなく、アビスパ福岡。


76分。
普通なら良いサイド突破になるが、重見は3手先まで読むべきだったと仮定するなら悪いプレーになる。
ハリルホジッチの時代から、1対1に重きを置くようになって、今の森保一監督もそれを口にしている。
理由はわかるだろうか?
指導の難しさもさることながら、短期間で集まる代表に連動はさほど求められないから。
昔から、国家代表は一つのチームに選手を集めて、そこに他のクラブから何人か入れるか、連携を重視しないメンバー選考と戦術で行くかの2通りしかない。

あのシーンでは、前に抜けた時に金森の前のスペースに入れて勝負させるか、ウェリントンの足元あるいは少し前のスペースに入れてキープさせるのが正解だった。
当たり前だが、よほどの天才でない限り、そんなことは瞬時に思いつかないが、そういうことを、リーグ開幕前の練習で話し合っておくべきだった。
何度も言葉やパスを重ねることで、そういうことが考えなくてもできるようになってくる。

アビスパや長谷部監督は重見のことをすごく大事に思っているのは今回のスタメンでもわかる。
前半の前半は体力があるから誰だって動き直してくれる。
ただ、試合の途中から、だんだんそうではなくなってくる。
そこで、後半の早い時間から、金森健志。
アビスパで最も気の利く選手。
このシーンでも、自分が左前のスペースに流れてパスコースを引き出しながら、さらに左に流れようとした。
重見は内側に行ったけど、ドリブルでバックスピンをかけながら前に仕掛けたら、さらに左に流れて、自分が釣ったCBとの2対1を作ったはず。
僕が金森を愛してやまないのは、そういう自分のスコアにならない動きも喜んでやること。
ボールの持ち方から何から、前寛之と同様に、学ぶことは沢山ある。
彼の欠点なんか、せいぜい、独身こじらせていることくらいだ。

それから、そのあと、カウンターを止めようと、前寛之も奈良竜樹もテクニカルファール合戦しかけている。
ビッグチャンスの裏には、相手のカウンターのチャンスが広がっている。
そこをきちっと、準備して、潰した。
これが、重見が先輩の選手に守られているということ。

前のアメーバブログは消えたけど、僕は昔、奈良竜樹を酷評してきた。
けど、今の彼は、本当の居場所を見つけて輝いていて、羨ましい限りだ。
才能とチャンスにあふれた選手が、本当にその程度の才能はあってもないようなものと気づいたとき、本当のプロサッカー選手になる。
これは、重見選手にも言えると思う。

77分。
奈良のFKをウェリントンが折り返す。
岩崎もばてていたのか、隅っこにシュートで終わって満足しているよね。
多分、ライトファンもそうだと思う。
だからこそ、見透かされて、相手のGKにキャッチされた。
もちろん、それはそれでいいけど、その結果はホームで0-0。
悲観的になるのではなく、もっと楽しんで、ゴールを目指してほしくは思う。

79分。
永石のゴールキックを左サイドのウェリントンが競り勝って、岩崎から重見の足元。
ここで、ルックアップや考えることをサボってループで通そうと頑張ったけど、ダメでしたと、アリバイ作りをした。
ライトファンは応援するし、チームメートも雰囲気大事だから文句は言わない。
けれども、それは、重見君が代表や海外組に上るにあたって本当に良い事だろうか?

そのあと、戻りながら、何度もプレスには行っている。
相手の体に阻まれたけど、最低限のチェックには行っている。
他の味方の戻りとポジションと、相手のシュートコースを消す動きで、永石の真ん前にシュートを放たせている。
守備としては及第点だが、相手のカウンターの起点を作った意味を考えないと先はない。
起きたミスはしょうがないが、それをどう修正するかが大事。

85分。
井上聖也。
右サイドでのカットを目の前のボランチにはたけず相手ボール。
甲南大学がらみの八百長ならいいけど、あの距離でミスってたら、味方は信用して連動できない。
最悪、キックフェイントで釣って、永石に戻してもいい。

逆サイドに流れて、相手のトラップミスを拾ったところまでは良かった前嶋。
できれば、キープするなりクリアするなりしたかった。
前嶋のフィジカルを考えると、守備よりも攻撃の上積みが大きいだけに、アレをマイボールにできる、工夫が欲しい。

それから、相手のクロスのこぼれを、城後に入れようとして、相手にカットされた井上聖也。
まあ、ダイレクトで攻撃につなげる意識は悪くない。
ただ、残念ながら、今の戦場は関西学生リーグではないので、あのコースが本当に空いているかどうか、相手のクロスに備えながら確認しておかなくてはいけない。

それから、相手のクロスを足元で止めるまでは良かった前嶋だが、城後の裏か、岩崎の裏か、雑になってしまった。
攻守にカバーする範囲は広いからこそ、ペース配分とかも大事になる。
ただ、そのあと、カウンターを枠外に打たせるまでの連動は良かった。

88分。
城後が縦にはがされたのもよくないが、岩崎の立ち位置が若干雑になり、最後は片足出したのは良かったが、何か雑なにおいがした。
もっとも、そんなものだろう。
要するに、試合中の攻守の悪い無駄な動きを削って、いい無駄の動きや休憩に振り分ける必要がある。

試合前に、監督やスタッフからどんな声掛けがあったかわからないが、絶対に交代する選手とそうではない選手がいて、その試合を戦い抜くペース、シーズンを戦い抜くペースが存在する。
いつも全力とは聞こえはいいが、短距離走のペースでマラソンを走らないことを考えれば、そんなものは妄想に過ぎない。

そして、だからこそ、爆速アタッカーによるカウンターに揺り戻されているトレンドの中でも、ボールポゼッションはすごく大事。
サッカーはマイボールの時はゴールされないし、ボールを持ってない側の方が走ることを要求されるスポーツだから。

だから、このシーンでは、大きく関与したのは城後だけれど、それまでに、カウンターでやられそうな、味方が疲れる、ボールの取られ方をした選手は、あるいは、それを誘発した、フォローの足りない選手はもっと考えてほしい。

このシーン、永石のパントキックはヘディング合戦でファールになったが、相手の選手も味方の疲れを意識してか、空高くボールを投げて返した。
双方にペース配分をミスっているので、中盤が間延びしがちになっている。
だからこそ、この展開を予測して、選手交代を比較的後ろに送らせたうえ、献身的な選手を何人もベンチに置いた長谷部茂利監督は名将と言い切れる。

89分。
プレスに行って交わされたものの、相手のパスミスが井上聖也。
今度は繋いで、さらに繋いで、岩崎のシュート。
まあ、悪くないけど、相手の崩れっぷりからしたら、ベストの選択肢ではなかった。
これではベスト電器スタジアムのエースになれない。

95分の城後さんのロングスローはどうせなら井上に競ってほしかった。
最後は、美しくロングボールをつま先トラップした井上。
彼にはまだまだ宿題が残っていることが判明したが、そんなに悪くなかったとも思う。

ということで、久々の、ハイライト解説だが、ツッコミどころ満載でよかった。
去年の後半にあれだけ輝いた選手たちが、コンサドーレをボコれない。
数年前を思えば、この言葉自体が思い上がりも甚だしいが、僕らが見てきて、作り上げてきた、二年半のアビスパの空気はそういうものだった。
けれども、まだ1試合が終わったばかり。
なにより、強すぎても、することがなくて楽しくない。
そんな感じで、今回出た選手も、出てない選手も含めて、まだまだ、アビスパの歴史を積み上げて行きましょう。
2024年2月25日17時10分。 うれしくも悲しくもない誕生日に。 エア指揮官。


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