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「医師の地域枠は優秀な学生の優先に使われている?」
僕の知っている学生の一部は成績優秀者から地域枠で地域で優先就職の言葉に踊らされている人がいました。
そんなうまい話があるわけなく、社会的に優秀でなく学業的に優秀な若手が地元に残らないとまずいからと言う雇用者側の基本原理が読めていないわけです。
地元から出せないような医師で水増しでフルマッチの施設も潜在的に多数あると思われますが、そんな施設で優遇という言葉はまさに構造問題の逆用ですね。

もちろん、救急、外科、産婦人科志望で、挙児希望だったので、アスカラングレーの如く「あんたバカぁ?」とレクチャーして差し上げました。
多分、理解できていないと思いますが、ちょっと危ない医局や職場を回避して幸せな人を少しでも増やすのが僕の仕事です。
神様が見てたら美人女子大生をクール宅急便で送ってくれるでしょう。

都内では、まだましな医局の専攻医枠待ちとかあるそうです。
つまりそういう事です。
よほどのコネや能力やこだわりがなければ、都内や関東で研修と婚活して、地元に帰るか、どうするかと言うのが今の既定路線だと思います。
人手不足の職場だと、明らかに無駄やいじめに近い仕事とかに振られたりしても拒否れません。
運が悪いとさらなる潰しを喰らいます。
人生終わりです。
それだけの覚悟を持った者には地域枠は悪くないでしょう。
新研修医制度すぐの僕らの頃から、医療過疎地マッチングだと卒試や国試がゆるいという噂がありました。
実際、僕が言うのもなんですが、態度や学力が問題でも受かって行きました。
そもそも、ほとんどの医者のやっていることは、そんなに学力いらないですし、ましてや医療過疎地の場合、そこまで求められないですからね。

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