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実家に残るノスタルジー(学習雑誌編)
こんにちは、なかのです。
気候が大きく変わって、体調がおかしいです。
みんなそうなのかな?
さて、ノスタルジーも3回目です。
前回(少年漫画編)、押し入れを探っていたらコロコロコミックとともに「探偵スパイキット」なるものがでてきました。
実はもうひとつ怪しいキットが発掘されたのです。
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「科学ハイテクカプセル3」
しかもこれまた未開封。
どんだけ興味ないねん弟よ…
みなさんは学研の「科学」と「学習」をご存知でしょうか?
定期購読をすると「学研のおばちゃん」が届けにきてくれる、あの雑誌。
廃刊前は本屋さんでも普通に売られていたとか。
今回は押入れに眠っていた数冊の「4年の学習」を紹介します。
まず「科学」なんですけど…
私が定期購読を始めたのが、小学2年生の春から。最初は「科学」も「学習」もどちらもとっていた。
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いつもなぜか「科学」の方から読んでいた。初回付録は手作り文房具、消しゴムを作るキット。写真は付属のカレンダーを手でラミネートする(今は100均で売ってるね)という、「科学」でいいのか微妙なやり方で作る下敷き。
裏は無地なので、自分で絵を描いても良いというものだったが、私はだんご3兄弟とだんご合唱団を描いていた。(流行ってたからかな)
ちなみに実家には「だんご3兄弟の謎」というめちゃくちゃ怪しすぎる本も残っているが、またの機会に。
その次はたしか綿花を育てるキットで、出来上がった綿でケイちゃんのクッションを完成させるというものだったと思う。しかし残念ながら、綿花は早々に枯らせてしまったので市販の綿を詰めたと記憶している。
翌年、3年生の「科学」では、「クロノスの迷宮」という漫画が載っていた。作者はカサハラテツロー先生。
主人公が異世界に飛ばされる感じの話だったと思うが、裸足で飛ばされてきたので靴の代わりに脚に包帯を巻いていたのが厨二心をくすぐった(小3ですけどね)
あと、「地球」は英語で「earth」というのもこの漫画で覚えたなぁ。一冊も残っていないのが残念。
しかしどうもこれ以上関心が持てなかったので(バリバリ文系なんです)、4年生からは「学習」のみをとることになり、そちらは小学校卒業まで購読していた。
ちなみに、3年のころの「学習」の付録はボイスレコーダーやコミックスララのミニバージョンなど、ものすごく魅力的すぎるラインナップだった。
4年の学習7月号をみてみよう
全てバックナンバーは処分したと思っていたが、3冊ほど残っていた「4年の学習」
まずは7月号。
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Qちゃんがメダル取った翌年ですね
小学校での外国語活動が普通になってきたが、当時はALTも珍しかったような。というかあったっけ?総合的な学習の時間に位置付けられていたころ。
しかし21世紀に突入してもなお、特別付録に合掌造りのペーパークラフトはシブい。(なんやかんやで作ったけど)
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合掌造りのインパクトに負けているような…
来月号の付録の予告。
毎年8月号は夏休みの工作に使えるものばかりだった。それまでは母親に「あんたは触ったらあかん!!」と言われ、なぜか母親が1人で全部仕上げるのを不服そうに眺めるだけだった。しかし、このころから母親が働き始め、自分でこさえなければならなくなり、「やっと自分の思い通りに作れる!!」と1人でせっせと作ったのを覚えている。
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だがしかし、絵を描くのと比較にならないくらい、造形の方が苦手だったのでクオリティは散々だった。オカリナは四角くない。
同じキットで作った子がクラスにいたが、その子は明らかに親の手が入ったクオリティであった。銀色でとても美しいフォルム。
残酷にも、同じものだったために隣同士に並べられた。その子は「なかのちゃんのは置く時に安定するからいい」と言っていた。褒め言葉が見つからなかったのだろう。
そんな「学習」ですが、読み物がバラエティに富んでいたのが購読の決め手でもありました。
「パソコン」「作曲」「ファッション」「英会話」…とにかく子どもが食いつきそうな話題がてんこもり。でもすごいのはちゃんと教科学習に繋げてあること。ただのエンタメとして扱っているわけではないようである。
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うちは2013年くらいまでWindows98が家にあった。
プリンターもあったが全然動かなかったので、どうしても文字をうちたいときは祖父のワープロを借りたこともあった。
「ネット環境なんて必要ないでしょ?」という母親の考えのせいか、大学3回生くらいまであまりPCを触る機会がなかった(それなのに「タイピングが遅すぎる」と人前で馬鹿にされたこともある)。大学生になっても、ノートPCを買ってもらうことも自分で買うこともできなかったので、課題作成にはかなり苦労したものである。友達に古いノートPCを借りたこともあった。
スマホでなんでもできるけど、PCは使えた方がいいと思う。本当にそう思う。
ちなみに、大人になって自分で稼ぐようになってから鬱憤を晴らすかのように電子機器にお金をかけるようになった気がする。
特に私のハートをつかんで離さなかったのが「まんがゼミナール」という読み物。主人公が近所の漫画家の家で漫画の描き方を教わるというお話。
ベタの綺麗な塗り方、カケアミの描き方や点描の打ち方など、結構本格的な内容だった。しかし、小学四年生でもできるように、無理のないやり方を推奨してくれていた。
たまに読者のイラスト発表会の回があったり、いろんな子の絵が見られて面白かった。中には明らかに小学4年生ではなさそうな投稿者もいた。
さて、2冊目。12月号。
4年の学習 12月号
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PHS、MDコンポ、デジカメ、PC、ゲームキューブ…
今ならこれらの機能すべてスマホが担っている。
イーカラもなつかしいね。家にいながらカラオケができるのは画期的だった。
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そして2001年末は「ハリーポッター」の第一作が公開。
伝説はここから始まった感。
「学習」ではたまに子ども受け良さげな公開前の洋画の紹介がされていたが、公開されることなくひっそりとビデオスルーになってしまったものもあった。
さて、今号のまんがゼミナールはなんと突然の最終回。漫画家さんが引っ越しするという。最終回なので読者の質問に答える回でした。
「点描をうつコツ」とか「ウニフラの描き方」とかそんな高度なものはなく、「トーンはどこに売ってるか」などいかにも小4らしい質問が並ぶ。中でもアラサーの胸を打った質問はこちら。
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子どもは時に残酷である。
なお、先生からの回答は「答えられない…」だった。
この号の特別読み物として、心理テストが載っていた。が、結構長くなりそうなのでこちらは次回取り上げようと思う。
最後は1月号。2002年になりました。
4年の学習 1月号
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首里城もあったような気がする。
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ちなみに地元の例のたれぱんだの本屋さんにはまだ売ってたりする。
次回のふろく。ネームプレート。
作ったけど引越し先が古い家だったのと自分の部屋がなかったので使わなかった。
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連載漫画について触れなかったが、「小学生が総理大臣になってしまうギャグ漫画」と「スタイリストを目指す女の子の漫画」が載っていた。後者は「3年の学習」に載っていた「おしゃれに無縁な男勝り系女子が素性を隠してふんわりガーリー系なモデルになる漫画」の続編だった。夢がある。
ちなみに、この号はスタイリスト漫画の特別編が載っていた。
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あまり背伸びしすぎないテイストに好感が持てる。
そして、なぜか突然法律にまつわるクイズ。
こうして見ると、22年経った今の方が圧倒的に複雑かつトンデモ事案が多いと思う。
これらも勿論ダメだけど、まだまだかわいく見えてしまう。
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というわけで、以上が「4年の学習」の振り返りでした。
なかなかマニアック。
ちなみに中学では「ポピー」を取ってましたが、雑誌の方はしっかり読むくせに、テキストの方はほとんど手をつけなかったので(塾で手一杯だった)中2で辞めました。
雑誌のイラストコーナーには何回か絵を載せてもらったんですけどね。全部捨てちゃった。残念。
次回は心理テストとその他雑誌を振り返ります。
まだやるんかい!
おわり。