泣くポイントは求めるものだった?

リメンバーミーを見て大感動してしまった私は

仕事で仲良しのお姉さんに

リメンバーミー見た?と聞いてみた。

見たよ。

めっちゃ泣いたんだけど。と私が言うと

まぁ、泣くポイントは人それぞれだからね。

という。

「私はオオカミ子どものなんとかってやつで最後の方で女の子が実はわたしオオカミなのって告白するところで泣いたわ。自分があんまり本音をさらけ出す生き方してないから、本音を受け入れてもらえた時泣くんだと思う。」という。

そういうこと?

求めている状況になると泣くみたいな?

確かに、、私は親子愛とか親心とか子ども心とかそういうのに弱い。旦那もそう。

小学生から両親と暮らせずにずっとおばあちゃんの家で育った同僚が泣くポイントは

自分がそこにいていいんだ。という瞬間らしい。

なんとも、心が綺麗な証拠だ。

自分がここにいていいか、悪いか、わからない時期があった。

だけど、私は長らくその悩みを忘れていた。
悩みではなくなっていた。

そこにいなくてはならない。
ここにいなくてはならなくなった。

親になったから。

だからその時期を忘れていた。

実家のこたつの中で
自分は生まれない方がよかったんじゃないかと泣いたあの少女が蘇った。

泣くとデトックスになると言うが
もしかしたら、人それぞれの泣くポイントは
本当に求めている人生の姿なのかもしれない。

その涙によって擬似体験みたいなもんで
満たされたような気持ちになって涙が出るのかもしれない。

色んな人の泣くポイントが知りたくなった。

そんなことを考えていたら
もう1人のお姉さんが
「私は泣かないなぁ」
サラッと言うもんだから
笑いが起きた。

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