不登校ムスメが「どうしようか迷ってる」とつぶやいた
わたしは知っているのです。
ムスメはこのまま週1の給食登校を続けたところで、ずーっとこのままなことを。
いくら先生が頑張ってくれても、本人がこれでいいと思っている限り、
何も変わらないことを…
そんな中で、ふいに思い出し「あそこなら行きたい!」とムスメ自身が言った多様化学校。
ムスメのイメージが曲がったものではないことを確認するために、早速電話をして通常授業の見学を申し込みました。
転校措置になるのでね。ごく軽い気持ちで手続きは進められない。
でも、もはやもう半年の不登校。
入学してから、1度もクラスで授業を受けたことはないし、再度転校して公立に戻ってきたところで、ねえ。
そうさもう、なにも怖いものはない。
やるだけやってみよう精神だ。
入学前も見学に来た際、ひと通り見ている校内ではある。
こどもたちも当時一緒には来ていたけど、あの時は兄妹ともに心に不安感がべっとり体にまとわりついていた。
きっと、詳細に覚えてはいないだろう。
だからもう一度、学校内を見せてもらいに行った。
ごく日常の授業風景を見て、それでも来たいとムスメ自身が思うかどうか。
先生に案内していただいて、お部屋をひとつずつ見学。
教員室から校長室、カウンセラールームと行った段階でムスメがぽつり。
「どうしようか、迷ってる」
この迷ってるはネガティブな迷いでなくて、ポジティブなほうの揺れている気持ちのように感じられた。
校長室には、ママとやってハマった「ドラクエ」や「ドラゴンボール」のぬいぐるみやフィギュアがたくさん飾ってあって、一緒になって大興奮。
「キングスライムやーん!神龍のぬいぐるみなんて初めてみたね!お兄ちゃんにも見せたいね!」
カウンセラールームには、ムスメが大好きな巨大ボールプールが置かれていた。揺れる心のお母さんたちも常駐しているカウンセラーの先生とお話することができると聞いて、ママがホッと嬉しい気持ちになる。
目当てにしていた憧れのyogiboのクッションや、ハンモックなんかもあり、見つけるたびにムスメは寝そべって感触を確かめている。
繊細なムスメは、きっと日に何回か休憩が必要なんだ。
人と接して疲れたときに、スキな場所で休める。
エネルギーが溜まったら、また戻って来る。
その自分のペースを、咎められることなく許される。
(ここはあなたに合っていると思うよ)ママもパパもそう思っている。
不登校の子たちが来る場所だけあって、付き添う親の待機ルームもある。
メンタルグラグラなママも、ここなら悲しい気持ちを抱えずに付き添いができる気がする。
(ムスメが慣れたら、少しずつママも外に飛び出すつもり🤣)
まだきっと、一人で考えて決断するなんて難しいと思う。
だから一緒に考えさせてね。
でもあなたには、決めるチカラがあると思うんだよ。
まずはすこしずつイメージを膨らませて、形にしていこうか。