
まさか大人になってカードゲームにハマるとは
カードゲーム×プロ野球=?
この度はご覧いただきありがとうございます。
90年生まれのしがないドラゴンズファンです。
早速ですが、みなさまが子供の頃好きだったものは何でしょうか。
私はというと、幼少期の勇者ロボに始まり、ミニ四駆、ポケモン、ベイブレード、デジモン等々色んなゲーム・玩具にふれてきましたが、その中でも特にハマっていたのがカードゲームでした。特に遊戯王カードの人気は凄まじく、クラスの男子ほぼ全員が決闘者(デュエリスト)とよばれる遊戯王カードのプレイヤーでした。
また当時の子供達にとって、今もそうだとは思いますが当時は特に、あこがれの存在といえばプロ野球選手でした。私はテレビ観戦がメインでしたし、少年野球もやっていませんでしたが、それでも将来の夢はプロ野球選手でした。ファンからの声援を受けチームを勝利に導くその姿は、まさにヒーローそのものだと感じていました。
このタグをみたとき、私の中で真っ先に思い浮かんだのは「プロ野球カードゲーム ドリームオーダー」を紹介するnoteを書いてみよう、ということでした。
カードゲームとプロ野球、子供が好きなものを2つ掛け合わせたドリームオーダーとは何なのか。まだドリームオーダーをやったことがない方向けに、その私なりの答えを書いていきたいと思います。
さて、ドラゴンズファンである私は、数多くの好きな選手の中でも特に根尾昂選手の応援に力を入れています。初めて書いたnoteも根尾選手に関するものでした。
ドリームオーダーは、とりあえず根尾選手のカードをコレクションしつつ、まぁ1回くらい記念に誰かと対戦してみようかなーくらいの気持ちで始めました。しかしいつのまにか、沼る=1000種類以上あるドリームオーダーのカードプールにどっぷり浸かるぐらい、約20年ぶりにカードゲームにハマってしまいました。
ドリームオーダーの魅力は大きく3つあると考えています。順番にご説明させていただきます。
①見た目の楽しさ
ドリームオーダーは、自分の好きな選手を集めてチームを編成し、相手と試合をしていくカードゲームです。先ほど触れた根尾選手のカードですが、



このように3つのデザインが存在します。この中からどれか1種類を選択してチームに編成してもいいですし、コレクションとして3種類とも集めるのもアリです。集めるのは少し大変ですが、ネット等で購入したカードが届くまでの数日間をワクワクしながら過ごすのも乙なものです。また、ランダムのカードパックの中からお目当ての選手が出たときの喜びは、これまたひとしおです。
ドリームオーダーは、こうやって集めた選手カードをベンチエリアと呼ばれる場所に並べ、公開情報として対戦相手と見せ合いっこしてから試合を始めていきます。

童心に帰って「おれのかっこいいどらごんずのこれくしょんみてー」をやっているような感覚です。このゲームの楽しさの何割かはこのチーム公開の部分に含まれている気がします。
②野球のいいとこどりの楽しさ
「このカードゲーム、野球すぎる」というのがドリームオーダーのキャッチフレーズです。
実際のプロ野球を現地・テレビで観戦する際、多くの人が楽しみにしているポイントは、推し(他の人に推薦したいくらい好きな)選手が活躍すること、応援しているチームが勝つことだと思います。逆にチームがぼろ負け、推しの出番も全くないとなると少し気が滅入りますし、楽しいはずのプロ野球がストレスに変わってしまいます。

ドリームオーダーは、プロ野球の楽しい部分は再現しつつ、ストレス部分は極力少なくなるように工夫されているゲームだと私は感じています。
実際の野球と同様、ドリームオーダーはバッターvsピッチャーの構図で攻守を交代しながら試合を進めていきます。諸々の制限はあるものの、1番から9番まで自分の好きなバッターを並べることができますし、ピッチャーもまた、好きなように選手の継投・続投を選択できます。つまりほぼ思い通りのゲーム展開で推しのバッター・ピッチャーを活躍させることが可能なのです。
試合の勝ち負けに関しても野球と同様、1点でも多く点をとったほうがゲームに勝利するというルールです。つまりバッター側がピッチャーとの勝負に数多く勝つことが大切となりますが、バッター側が勝った場合、ヒットなのかアウトなのかは2個のサイコロを振った出目の合計で決まるというルールがあります。例えば1+1ならアウト、6+6ならツーベースやホームランといった形です。

ここに運の要素が含まれており、極論初心者でもベテランプレイヤーに勝利できる可能性があります。まぁ実際上手な人相手だと中々サイコロを振らせてもらえないんですが、たまたま1回振れたサイコロの結果がホームラン、なんてこともありえるわけです。もしかしたら勝てるかも、と思っていた方が楽しんでプレーできますよね。
③プレイヤーの皆さんの優しさ
この3点目が、今回私が一番伝えたかったことです。
カードゲームの大会って、当たり前ですがカードショップで開催されるのですが、普段カードゲームをやっていない人間にとってカードショップってめちゃくちゃハードルが高いんです。

私も初めて大会に参加したときはとても緊張しました。内輪の中に部外者がいたら迷惑かなとか、下手なプレーをして笑われたりしたら嫌だなとか色々気になりました。しかもネットで検索してみると、他のカードゲームでは相手に不快な思いをさせられたーみたいな発言が散見され、やっぱ大会でるのやめようかなーとか迷ったりもしていました。
ですが、ドリームオーダーのプレイヤー(監督さん)は、本当にみなさんいい人達ばかりです。相手の選手の能力が分からないときは丁寧に説明していただけますし、その対応も紳士的です。よかったら使って、と中日のカードをプレゼントしていただいたこともあります。
私は月に1回程度しかプレーする機会が確保できず、強くもないのに毎回張り切って根尾選手のユニフォームを着用し大会に参加していますが、馬鹿にされたりしたことは一度もありません。プロ野球とカードゲーム両方が好きな人に悪い人はいないのかもしれません。また試合後に、勝ち負け関係なくお互いが使用しているチームのリアル野球トークができるのも、ドリームオーダーのいいところだと感じています。
以上3点が、私が思うドリームオーダーの魅力です。サイコロによる運要素があると書きましたが、プレーを突き詰めていくと「いかに運に依らず勝率を高めていくか」という話にもなり、このゲームのさらなる面白さに気づかされます。
子供でも試合に勝つことができて、それでいて大人が沼るだけの奥深さがある
これが冒頭に書いたカードゲーム×プロ野球の答えなのかなと私は考えています。
もしドリームオーダーに興味をもっていただけた方は、是非公式動画で遊び方を確認してみてください。難しいようで実は簡単なので、1人遊びでもルールをおぼえることはできると思います。
また、このゲームの普及における第一人者である浜風ゲーマーズさんが、遊び方から必要なもの、ドリームオーダーの魅了についてまとめてくださっていますので、是非こちらもご覧ください。
それでは最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
