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大河ドラマ「光る君へ」第38話

NHKオンデマンドで大河ドラマ「光る君へ」を観た。

「まぶしき闇」

藤式部VS清少納言

清少納言が内裏にやって来る。
藤式部と久々の再会。
「源氏物語」の書評を藤式部に伝える清少納言。
当代きっての女流作家同士の緊張感溢れるシーン。
清少納言にしてみると藤式部にこれだけの文才があるとは正直思ってもみなかったのではないだろうか。
今や「枕草子」が「源氏物語」登場により霞んでいく寂しさ。
もう元には戻れない2人。

中宮彰子の2度目の懐妊 元服を拒む敦康親王

中宮彰子は2度目の懐妊。そしてまさかの元服拒む敦康親王。
敦康親王は1日も長く藤壺に、そして中宮彰子と一緒にいたいのだ。
しかしいつまでも中宮彰子に甘えられるわけもなく。
少しずつでも確実に敦康親王の悲劇は表出されていく。

宮の宣旨

ある晩、月を見上げる藤式部に宮の宣旨(源陟子)が声をかける。
女房として内裏に上がることの大変さを熟知しているからこその藤式部を労わる宮の宣旨。
最初は厳しい人物だと思われたが、女房のトップにいる人物として納得のシーンだった。

次代のエース 頼通

道長の嫡男 頼通は藤壺で大人気。
藤式部の推薦で最近藤壺の女房になった和泉式部が咄嗟に頼通にアプローチをかける様は流石である。

ある日頼通は道長から「敦成を次の東宮にする」宣言を聞く。
あまりのことに何も言えなくなる頼通。
これから絶大の権力を持つ道長に翻弄される今後が心配。

呪詛呪詛呪詛 

敦成親王と中宮彰子、そして道長への呪詛事件発生。
首謀者が判明、それは伊周周辺の人物。
これにより伊周は内裏に参内禁止となった。
どんどん凋落していく伊周。
伊周自身も更に呪詛を続ける様は正に狂気。

実の甥から呪詛の言葉を吐かれ呪詛の紙を撒かれた道長。
偶然その場面を目撃してしまった藤式部と目があった道長。
何と哀しい光景。
本当の『幸せ』とは何なのか。

次回も視聴📺

#テレビドラマ感想文


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