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大河ドラマ「光る君へ」第2話

NHKオンデマンドで大河ドラマ「光る君へ」を観た。

「めぐりあい」

母 ちはやの死から6年。まひろは成人の儀式を迎えた。
裳着の腰紐を締めたのは藤原宣孝。
まひろの将来の夫となる人物である。

三郎(道長)との再会

散楽を見に庶民の身なりをした三郎(道長)との突然の再会。
三郎はお菓子を持って待ち続けた6年前からまひろのことを忘れられなかったのだ。
まひろと道長の物語が再び始まった。

女は寂しくて男は偉くなりたい

ちょうどその頃、道長の姉 詮子が円融天皇との間に皇子をもうけたものの円融天皇との関係は冷え切っていた。
何とか円融天皇の心を取り戻したい詮子は円融天皇に手紙を書く。
しかし、円融天皇は詮子を皇子の母としてしか見ていなかった。
何と言う冷たい対応なのだろう。
金銭的には何不自由なく過ごせてもこれでは心が満たされない。

片や道長の父 兼家は円融天皇に退位してもらいゆくゆくは娘 詮子が産んだ皇子を天皇に即位させたいと目論んでいた。
「我が家系は京都を見下ろさなければならない」と次男 道兼に円融天皇の食事に薬(毒)を盛る役目を与える。
戸惑う道兼に父は6年前の道兼の犯した〝事件〟の話を切り出す。
そう、兼家は知っていたのだ。

私が私でいられる場所

まひろは6年前の〝事件〟の傷が今だ癒えていなかった。
父 為時との関係も冷え切っていた。
そんなまひろだが絵師の工房で恋文の和歌を代筆する仕事をしていた。
その場所こそまひろにとって「私が私でいられる場所」であった。
やがて父に知られることになり、猛反対されてもまひろの気持ちは揺らがない。
見張り番の使用人の乙丸が寝ている隙に家を飛び出すまひろ。
「私が私でいられるように」絵師の工房へ。
それはまるで花が咲き鳥が大空を自由に羽ばたいていく生命力がほとばしる瞬間であったのだろうか。
しかし又もや難題が降りかかる。
道長は絵師の工房を訪ねるがまひろのことを教えてもらえないし会えない。
工房へ向かうまひろは、逃げた人を追っている者にわざと逆の方向を教えたところ、誤って道長が捕まってしまう。

何たる運命のいたずら。
次回も目が離せない。

#テレビドラマ感想文


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