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「カプコン」の考察


詳しく知ってるわけでもないが、ちょろっと見た雑感。

おそらく今後、日本のゲーム産業はここが頂点になる気がする。

なにか吹っ切れたような印象があるからだ。

例えばスト6の賞金一億は株主にどう説明したのか判らないが、

その後の活発な動きは経営陣がイニシアチブを取り戻したかの様だ。

例えば新卒の初任給引き上げ、こういうのもトリクルダウンの一つだろう。

これまでの資本家による吸い上げとは逆ベクトルだ。


とにかく、頭ごなしのトップダウン構造から抜け出し、

ゲーマーの意見も取り入れて、ムーブメントの一部の様に動いている。

仮に賞金額が低ければどんなにいいゲームでもブランドが底上げされない。

アレでプロゲーマーが社会的地位を上げることができた気がするし、

彼らを取り巻く周囲の見る目も変化した。

また当然だが、サウジの高額賞金大会なんて行われなかっただろう。

面白い流れだ。

これまでUSAにあった格ゲータイトルを国内に買い戻したという話も聞く。

明らかにその場だけじゃなく、今後の先見性で動いている。

更には来年実装される不知火舞は明らかにポリコレ違反のケツであり、

それだけ経営が舵取りの権限を取り戻したという事だろう。

株主より経営陣の手腕が認められ、イニシアチブを得ている気がする。


その一方、コナミからは生え抜きの小島氏が抜けた。

コナミはもしかして飽和過程のDMMエロゲでも始める気だろうか?

コスパがいいというのはそれだけ競合が増えるワケだが・・

なだれ込む中華にまぎれてありがちな有象無象を目指すのだろうか?

既存のパイの奪い合いは飽和するってまだ気づかないんだろうか?

このインスピレーションの有無で数年後に明暗が分かれるかもしれない。


という考察。

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