「秋元康」の考察
昔から思ってたけど、この人は大衆心理操作の達人っぽいんですが、
この人自身は権威主義者なのかと言えば、おそらく違うんですよね。
むしろ大衆を操って遊んでるような気すらする。
作詞家としてのセンスが若かりし当時はズバ抜けていた。
なら権威主義じゃなくクリエイター側なんですよ、本人自身は。
やってる事は9割側だけど、本人は一割側の人間。
まぁゴーストの可能性もあるけど。
とんねるずもAKBもブランディングによって商品化されてますが、
かなりあざとい事をやって地位を上げてきた。
幼児性、コネクションひけらかしたり、マウント取ったりの見栄。
本質以外のパフォーマンスと。
個人的にAKBの総選挙というオークションシステムが気持ち悪くて。
あれってまぁ金で解決するシステムなので、ワイロに近い。
金で地位を買えるので、どんな事が裏で行われていたんだろうかと。
指原っていう人は割と成功したんですが、
この人は票を買ってなさそうなイメージが強みになった気がします。
枕でなんぼでも出す大富豪がパトロンになればトップになれそうなのに、
そういった匂いから遠いのが指原って人でしょうね。
この逆転現象を秋元康は好奇の目線で観察してた気がします。
ずっとこういう大衆操作の心理実験をやっていた気がしてならない。
つー事は、今思えば彼もどっかで取り込まれてたのかなぁと。
それを考えると、モー娘。の親であるつんくの癌とか、
彼らがAKBに需要が乗っ取られたのも陰謀めいたニュアンスを感じる。
モー娘。はいいと思うんですよ、田舎臭さがアイドルっぽくてよかった。
ピンクレディの泥臭い生き様とリンクしていて、人間味があった。
その需要とAKBのブロイラー的なニュアンスは微妙に違う、
応援したいというより、なにか支配されてるような感覚があった。
全てが人間扱いされてない操られてるイメージ。
自分はブームに全く乗れないタイプなので、
AKBの盛り上がりには色々と不快感を感じていたし、
AKBファンの小林よしのり氏がパチンコに取り込まれたのも同期する。
あの頃、とっくに何かが進行してた気がしてならない。
物質文明と精神文明はバイオリズムになり得るので、
全部が作為にも感じるし、心理実験であってフラスコの中。
物理的欲求と精神的欲求。
そして、両方ないと人間というのは自分を実感できないハズ。
相対化されないと自分の位置を確認できないワケですよ。
ありがたみも失ってから発生するし、白は黒と相対化されて発生する。
この波をワザと作ってる気がしないでもない。
リバウンドが起きるのも含めて観察されてそうだ。
おしまい。