In the Time of the Butterflies
今日の本は、In the Time of the Butterflies です。
1960年代のドミニカ共和国の事実を基に書かれた小説です。
アメリカの高校で教材としても扱われているようです。
私は時代背景、境遇を全く知らずに読んだため、
読んだ後の理解に時間がかかりました。
4姉妹、Patria, Minerva, Dede, Maria Teresa の話で、
それぞれのナレーターで話が進んでいきます。
それぞれの性格、信念、情熱があり、
どの立場からも世界を考えていける本でした。
1人Dedeだけ生き残り、
亡くなった3人はヒーローとして色々な出版物で紹介されていました。
私には、守り、生き残り、事実を世界に伝えようとするDedeがヒーローです。
Dedeが残ってくれたから、3人は思い切った行動ができたのじゃないかな。
開拓していく、表に出て活動する人がいつもヒーローとして賞賛されるけれど、
その周りには、必ず、裏で支え、働き、守っているヒーローがいるんじゃないかな。
誰かとディスカッションしたくなりました。
本は、贈り物ですね。
著者とその関係者の計り知れない努力のおかげで、
私は、新しい世界や事実、人々に出会うことができています。
感謝です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?