ひとりブッククラブ

アメリカにきて読書が好きになりました。

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最近の記事

River of the Gods

今日の本は、River of the Gods~Genius,Courage and Betrayal in the Search for the Source of the Nile~です。 難しかった〜〜。 簡単にいうと、ナイル川の原点を探す旅ですが、 あまりに世界史知識の浅い私には、この時代(1850年前後)の世界に入っていくことができず、また、歴史事実(クリミア戦争やナイチンゲール、アフリカでの奴隷売買、イギリス植民地としてインド、などなど)が横につながらず、なかな

    • The Power of Fun: How to Feel Alive Again

      今日の本は、The Power of Fun: How to Feel Alive Again です。 この本によると、TRUE FUNは、 playfulness, connection, flow が揃ったときに、 人は本当の意味のFunを感じるそうです。 Playfulness、他人の目を気にせず、無我夢中に童心に帰ったようなこと。 Connection、他の人と共に体験すること。 Flow、時の流れがとまったかのように、没頭し、その世界に入り込むこと。 それと同時に

      • The Boys In The Boat

        今日の本は、The Boys in the Boat: Nine Americans and Their Epic Quest for Gold at the 1936 Berlin Olympics です。 オリンピックの年だからでしょうか、また、ジョージクルーニーが監督で映画が制作されたからでしょうか、話題の本のようです。 私はbook club で紹介されたので、Young Readers Adaptation 版を読みました。 世界大恐慌時代、生活もままならないなか

        • SPY / Sisters

          今日の本は、Danielle SteelのSPYとSisters です。 読んだことがない作家さんを読んでみたくて、 ベストセラー作家さんの中からDanielle Steelさんを選んでみました。 SPYはHistorical Noble で、SistersはNobelです。 二冊ともサクッと読みました。 悲劇が起こるなかでも、前向きでエネルギッシュな登場人物達ばかりで、 読んでみての感想は楽しかったというものでした。 でも、私には合わないなぁ。 言葉の使い方や表現がひっ

          The Long March Home

          今日の本は、The Long March Home です。 Historical Fiction で、 主に第二次世界大戦のBattan Death Marchに語られています。 辛かったです。 こちらにきて、第二次世界大戦について本にはたくさん出会いましたが、 ヨーロッパ側のことで、太平洋側、そして日本軍を直接描写している本には、 真珠湾攻撃以外、出会ったことがありませんでした。 非道なことばかり。 Historical Fictionですが、出来事以外は、作られたもので

          Animal Farm

          今日の本は、Animal Farm です。 著者のGeorge Orwellは1984も有名ですね。 どちらの本も衝撃でした。。。 Animal Farmはアメリカの高校でよく取り扱われる本のようです。 ブタや犬、馬など動物たちが会話をしているので、 軽いタッチなのかなと思いきや、ストーリーが考え深く、 さらに、この本の時代背景を考慮して読むと、政治的な意図が見えてきたりで、 複雑で、難しすぎる内容でした。 私は、政治的意図を考慮せずに読みましたが、 みんなはどう読んでい

          The Secret Life of Sunflowers

          今日の本は、The Secret Life of Sunflowers です。 Historical Biographical Fiction(日本語ではなんと言うのでしょう??)で、著者はMarta Molnarです。またすごい情熱を注いで書いた本に出会えました。 Amazonで、このように紹介されてました。 “A gripping, inspiring novel based on the true story of Johanna Bonger, Vincent van

          The Secret Life of Sunflowers

          The Five Star Weekend

          今日の本は、The Five Star Weekend です。 いわゆるbeach book と言われる、軽めのタッチの小説です。 でも、予想以上におもしろかったのです。 “Five Star”というのは、ホテルやレストランのランク付ではなく、 自分の人生における大事な友人のことです。  ☆10代における親友  ☆20代における親友  ☆中年期(30代後半から50代頃)における親友  ☆ 人生最高潮における親友  ☆自分 この5人で週末を過ごそうと、主人公が計画を立て、スト

          Never Enough

          今日の本は、Never Enough ~When Achievement Culture Become Toxic and What We Can Do About It です。 いつも通り、図書館から借りたのですが、借りられるまで半年待ちました。 話題となっているthought-provokingな本です。 内容は、主にアメリカの高校生が大学に入るために、 GPAを高くするためAPクラスでAをとり、競争率の高い、強いチームでスポーツをし、家族で休暇を楽しむ暇もなく、目標だ

          In the Time of the Butterflies

          今日の本は、In the Time of the Butterflies です。 1960年代のドミニカ共和国の事実を基に書かれた小説です。 アメリカの高校で教材としても扱われているようです。 私は時代背景、境遇を全く知らずに読んだため、 読んだ後の理解に時間がかかりました。 4姉妹、Patria, Minerva, Dede, Maria Teresa の話で、 それぞれのナレーターで話が進んでいきます。 それぞれの性格、信念、情熱があり、 どの立場からも世界を考えていけ

          In the Time of the Butterflies

          Who What Where books

          今日の本は、Who What Where books シリーズです。 シリーズということで、 Who was? What was? Where is? として、250冊以上もの本が出版されています。 アメリカにきた当初、図書館から借りて、読みまくりました。 わかりやすい文章なので、 英語の勉強にはもちろんのこと、 歴史事実や人物、有名な場所の再学習にもなりました。 学ぶことばかりです。

          Born A Crime

          今日の本は、Born A Crime です。 衝撃的なタイトルですが、コメディアンのTrevor Noah の本です。 Trevor NoahのトークショーをNetflix で観て、大笑いし、 本を読んで、また笑い、そして泣き、勉強になりました。 彼の子供の頃の生活を通して、 アパルトヘイトや南アフリカの暮らし、文化を紹介していて、 私の視野がすごく広がった気分になりました。 また、友達との率直で信頼深い関係やお母様の懐の大きい愛情に惹かれました。 図書館のブッククラブで

          The First Ladies

          今日の本は、The First Ladies です。 図書館の新書で見つけ、チャレンジしてみました。 歴史の知識がない私ですが、小説ということもあり、 すぐに世界に引き込まれました。 2人のファーストレディ、 Eleanor Roosevelt とMary McLeod Bethuneの強い友情の話です。 1930年代の大統領夫人と活動家、白人と黒人、そして、女性同士。 様々な制限、障壁、批評を超えて、世界をよりよくしようという情熱で、 2人の結束が強まり、また、お互いにい

          The Old Woman Who Named Things

          今日の本はThe old woman who named things です。 ESLの先生が読んでくれた絵本です。 名前をつける、名前があることで愛着がわく。 名前を思い出すと、その人の笑顔浮かぶ。 名前を呼ばれるだけで、そこに存在する意義が見い出せる。 本当にそうですね。 だけど、名前が変わっても、その物はその物のまま、 人も呼び方は変わっても、その人はその人のまま、 でも、やっぱり名前は大事と先生が話してくれました。 奥が深い。 Romeo and Julietの有

          The Old Woman Who Named Things

          Bad Blood

          今日の本は、Bad Blood -Secrets and Lies in a Silicon Valley Startup です。 この本のスタートアップ、Theranosがニュースになってたこともあり、 4年ほど前に、チャレンジして読んでみました。難しかったです。 HuluでThe Drop Off としてドラマ化されたようです。 読んで目から鱗。。。 この会社のCEO, Elizabeth Holmesさん、本当に一時期有名人で、 あらゆる人、大企業SafewayやWa

          Frog and Toad

          今日の本は、Frog and Toad の絵本です。 教科書に、「ふたりはともだち」として載っていて、 がまくんとかえるくんが登場する親しみのある本です。 日本語版、英語版を両方読めたことで、感じたことがありました。 キャラクターの印象、雰囲気、そして読んだ感触(?)がまったく変わること。 がまくんとかえるくんの言葉がなんともいえず味わい深くて、 日本語版が好きでした。 でも、英語で読むことで、また違った味わいができ、 その言葉通りにすぅっと心にはいっていきました。 翻訳