きちんと自分を褒めようかな
冷暖房の効率化と、天気によって部屋干しになる時など必需品の扇風機。去年の夏、壊れてしまったので、省スペースの小さめ扇風機を買った。
購入の1ヶ月以内なら、家電量販店に古い扇風機を持参しておけば無料で引き取ってもらえたのに、スッカリ忘れて納戸を塞いでいた。
今回、GWに家の中をスッキリさせた勢いに乗って、市の施設に粗大ゴミとして壊れた扇風機を車で持ち込んだ。処理手数料240円也。
市の施設に行ったことで思い出したのは、何年も前のゴミ屋敷の片づけだった。
実家は商売をしていたころから、散らかりがちで、年々たまる不用品が気掛かりだったけれど、両親ともに片付ける事を嫌がるので何もできずにいた。
何年も前になるけれど、父の認知症が進んでしまい、施設に入ることになってしまったのをきっかけに、片付けを始めた。
母は、この場所に住んでいられるならと思ったのか、断捨離にOKを出した。
父の状況を見て、娘に頼るには言うことを聞かないとと思ったのかも知れない。
「捨ててしまっていい
好きなようにしていい」
GOが出たのならと、息子たちも動員して活動開始。
母は、寝ていたけれど。。
休日に分別した不用品を資源の日ごとにゴミ置き場に運び、粗大ゴミは車に積んで何往復もして市の施設に持ち込んだ。
それを何度も続けたので、生活品は片付き、商売で使っていた品々は業者さんに依頼した。
まだ、あの頃は通勤していたので、体力的には厳しかったはずだけど、息子がまだ大学生だったから、助けてもらえるチャンスだった。
あの時、決行しておいて本当に良かった。そのおかげで今がある。
息子たちに大きな感謝をするのと一緒に、自分のことも、キチンと褒めてあげよう。
よく頑張ったね、わたし
粗大ゴミ処理手数料の240円のおかげさまで、この偉業を思い起こせたから安いものだと思うことにしようっと。
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