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アマ棋戦を勝つコツと序盤研究の良さ
アマチュアの相居飛車はほとんど角換わり!
どうもこんにちは!Toshiです。
本日、支部対抗戦があり、団体戦で出場し、
個人としては4戦中4連勝を飾りました。
そのときの自分の準備や戦術、そして本番の出来、
そしてアマ棋戦を勝ち抜くコツについて語ります。
<準備段階>
僕は大会の2週間前あたりから角換わり腰掛け銀にヤマをはり、
以前紹介した
「斎藤慎太郎の角換わり腰掛け銀研究」と最強将棋AI「水匠5」
を組み合わせた研究を重ねました。なぜこの戦法を選んだかというと、そういえば自分は日ごろから角換わり腰掛け銀を多用していることに気づき、それは相手の方がその戦法を選ぶからで、
アマの将棋指しの居飛車党はほとんどがこの戦法を使うからです。
そして角換わり腰掛け銀は
プロと同じで研究勝負に持ち込むことができます。
”事前準備をすれば、必ず互角以上に戦える”のです!
研究は時々角換わり腰掛け銀の場合詰みまで研究することもよくあります。
プロで詰みまで研究して勝った将棋がこちらです。
将棋対局速報▲大橋貴洸六段(5勝1敗)-△伊藤真吾五段(3勝3敗)第78期順位戦C級2組7回戦[角換わり腰掛け銀]
このように、研究によって棋力が相手より劣っていても勝てます。
まずアマチュアの将棋指しは研究をしないでしょう。
将棋とは”強い奴が勝つんじゃない、勝った奴が強いんだ”
というものですから_
<具体的な研究方法>
僕の場合だと、この本を3周くらい読み、頭に叩き込みました。
(問題集と同じ感覚でよいです)
1週目:研究手順を将棋AIに打ち込み検討し、
見比べた評価値や最善手を本に書き込む。
(2週目:それを一通り見る)←賛否両論あるかと思います。
➡本を見ながらネットで何局か対局してみて、体に染み込ませる。Point!
そして本番前に確認で一周。
これらの方法を行えば大丈夫かと思います。
<本番で感じたこと>
まず、自分にとって大きかったのが、なんといっても研究によって
”自信がついた”ことです。さらに利点として挙げられるのが、
研究中に将棋AIから指し手を学び、特徴をつかめること、
またその研究手順を外れても、筋がわかったりイメージつかめること
などです。
そして本番の対局では、相手が全員居飛車党で、
角換わり腰掛け銀から落ち着いて正確な指し手を積み重ねることができたので全勝という結果につながったと思います。
<アマ棋戦で勝つためのある一つのコツ>
前述したとおり、アマ棋士は序盤を対策する人はほとんどいません。
そのため、居飛車党の場合だと研究勝負になる角換わり腰掛け銀に誘導して事前の研究を生かし、優位に進めることができるので、
ぜひ序盤研究を取り入れてみましょう!
ご質問・ご要望等あれば随時対応してまいります!
〔圧倒的な量とトップ棋士による最高品質の角換わり腰掛け銀研究の本〕
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