映画を観た「ぜんぶ、ボクのせい」
児童養護施設に預けられている主人公の優太は、母親に会いたくてある日施設を抜け出す。
息子を受け入れるように見えた母親だったが、彼女はやはり自分の生活の方が大切で息子を施設に戻そうとする。母親の気持ちが見えた優太は、母親からも、自分を迎えにきた施設職員のもとからも逃げ出してしまう。そんな中、優太は海辺の町で軽トラックで生活するオダギリジョーと出会い、生活を共にするようになるのだが。
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いい映画だったと思う。
オダギリジョーの映画だと思わずに観たけど、オダギリジョーの存在感がすごくあって、ある意味オダギリジョーの映画でもあったように思う。
やっぱ、うまいんだな。
ついつい引き込まれてしまった。
それに比べて、序盤、児童養護施設のシーンに力を入れてるのかと思ったら、逃げ出したらそれまでなんかい⁈ってくらいあっさりと描写がなくなった。少し残念。
母親役の松本まりかさんも雰囲気があってよかった。問題アリの母親を演じさせたらYOUさんとまりかさん、ヤバい。
愛されることって大切なんだな。
血縁、大事だけど、そればっかりじゃないし、血縁が正解、というわけではない。
だって「そして父になる」でめちゃくちゃ悩むもんね🙄
私の愛は基本、一方通行が多いのだが、これまで元気に生きてきてることを思ったらそれなりに多少の愛はもらってるんだろうな。
感謝、感謝じゃ。
映画に戻るけど、なんで「ぜんぶ、ボクのせい」だったんだろう。
開きなおり以外の意味をまだ理解できていない。
後から知ったけど監督が少しご縁がある方でびっくりした。と言っても薄く遠い、無理矢理な縁なんだけど😅