中国旅行記 敦煌 2日目
↑前回の続き
2日目は朝から沙州夜市近辺をウロウロ
・・・とその前に朝ご飯!朝から蘭州ラーメンを食らう!上に辣椒
(la4 jiao1、唐辛子。)をのせて食べるのが一般的だそう。でも唐辛子ってこんな色だっけ?笑。
お客さんもみんなラーメンを食べてるので、敦煌市民の朝の定番なのかな・・・(みんな胃丈夫そう(^^;))
さて、ウロウロ開始\/\/\/\
意外と道も整備されているなあ
イスラム寺院系の建物かな?↑
あっ、昨日見たやつだ↑「敦煌との再会」か・・・
「又」の払いと「見」の最後のハネが腕を伸ばして手を振ってるかのようで、ちょっと可愛い(*^_^*)
敦煌は古くからシルクロードにおける軍事的拠点であり、漢の武帝の時代には霍去病や李広ら勇敢な武将達が、匈奴と激しい戦いを繰り広げていた。中国人はこうして彼らの功績をしっかり残して、紀元前に生きていた人々に対して今もなお敬意を表しているんだなあ。
いやあ、俺まじで今この、この、この敦煌にいるんだよなあ!
(現実とは思えず、未だ夢に酔って呂律が回ってない(^_^;))
地図にもありますが、今いる甘粛省では敦煌の他に嘉峪関、酒泉、玉門関、陽関に行くことになります。その様子は後でまた記事にしますのでお楽しみに(^_^)
昼は、これまた辛そうな涼皮(うどんを薄くのばしたような麺料理)。
美味かった(^^)
午後はいよいよバスで鳴沙山・月牙泉へ行きます。中国のバスは時刻表がないので、いつバスが来るかは分かりませんが(まあ気長に待ちます笑)、
ここからだとだいたい終点までは1元で行けます。今のレートだと20円くらいで終点まで行けるので、昨今経済発展が著しい中国にしてはすごく安く感じませんか?(私がいた当時は1元=16~17円なのでもっと安かったと思います)。
1元硬貨、1枚しかと握りしめてバスに乗ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鳴沙山入り口に到着したぞ!
てくてく歩いて行くと、ラクダがたくさんいる・・・
これは乗るしかない!
と、いうことで乗りました!
ラクダの上は結構揺れたけど、すげーいい!笑
キャラバンの一員になった気がして、どこまでも旅路を進んで行けそうな
高揚感で胸が一杯(*^-^*)
ラクダのこぶは柔らかかったのですが、骨は結構硬く、
叩くと木魚みたいな音がしました。
ラクダを先頭で引っ張っている、味のあるおっちゃんに写真を撮ってもらいましたが、
撮ってもらった後、真顔で「20元」と言ってきた、
あの真顔は少し怖かったです・・・笑
ラクダと砂漠は絵になりますね(^_^)
ラクダの鼓動に合わせてキャラバンが進んでいく・・・乗れて良かった(T_T)
ラクダから降りて歩いて行くと、月牙泉に到着!
まさに砂漠のオアシス・・・
月牙泉の水は澄んでおり、風をしずかにかわかしていた。
魚(鯉かな?)も少し泳いでいた。
夜水面に月が映ればきれいだろうな~
そして楼閣がまた映えるなこりゃ(゚_゚;)
まるで一幅の優美な絵を見ているかのよう・・・
羊羹にはお茶、楼閣には月牙泉かな・・・
この写真の向こうには敦煌市街が広がっていて、あとは全部砂漠の風景が広がっていました。
この日の夜に書いた旅日記(一部改)↓
『・・・(この日は)本当に熱く、腕の皮膚がただれていたが、当時シルクロードを通ってきた僧侶達やキャラバンに思いをはせると、悠久の歴史が絆創膏となって私の皮膚全体をすっぽり覆ってしまった。』
『砂漠は、確かに砂漠色をしていた。』
砂山の稜線が美しい。
登ってくる時には、私のメッシュの靴はもう砂まみれとなっていたが、もうそれはどうでもよかった。寝転がる私の顔を太陽がジリジリと焼く。それでも私はボーッと景色を眺め続けた。
足を蹴り上げると砂が風に舞って口の中に入った。思わず顔をしかめ、つばと共に吐き出す。つばが砂に溶けて跡形も無くなる。ペットボトルの水も、頬を伝う汗もまた、すぐに溶けて無くなってしまう。過酷な環境の中、一刻も早く涼しい木陰に駆け込みたいのに、それでも時折吹いてくる風に、感動やら悲しみやらをつい乗せたくなってしまう・・・
鳴沙山・月牙泉は本当に「圧巻」の一言!敦煌に来たらぜひ絶対行ってみてください!!!
・・・さあ、帰ろう(。・ω・。)
ゴミ箱なんかかわいい(^O^)
トイレは・・・ああ、こっちですか(;゚ロ゚)
・・・・・・
やっぱり鳴沙山で砂防止の防具借りればよかったなーと反省しながら
砂まみれの靴を引きずって夜市に帰ると、既にライトアップしていて夜市感がグッと増していた!
すげー賑わってるぜ!!
お土産何買うか迷う^^;
職人の手さばきを見ていると惚れ惚れしちゃうな~(^_^)/~
飲食店も混んでるぜ!・・・どこ座ろう💦
昨日の反省を生かし、羊肉の串焼きをたくさん頼んだ。美味し!スプライトに良く合う!(ビールならもっと合ってたかも^^;)
月が本当にきれいな2日目の夏夜でした~
(3日目に続く)