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答えのない問いと向き合う力を育てる:10年かかった私のキャリア迷子からの学び

小学校、中学校までは義務教育。
テストがあり、通知表がある。
決められた物差しがあり、評価されるシステム。

高校受験も、大学受験も、もちろん選択肢はありますが、
偏差値を基準として選ぶ人も多いのではないでしょうか。

私はそんな「答えのあるゲーム」は得意なタイプ。

記憶力もよかったので、中学くらいまでは正直テストで苦労することはありませんでした。

高校は、外国語学部のある県立高校に行きたかったのですが、「前期試験で落ちたら後期は普通科のある別の県立高校を受ける」という親との約束のもと、前期試験の面接で感極まって泣いた結果?(今考えても、なぜか全くわからないw)、別の高校の普通科に行くことに。

(結果として今もとても仲良くしている友人にたくさん出会えたので、とてもよかったのですが)

大学も、親に言われてなんとなくやってみようかな、と第一志望にした大学には行けなかったものの、有名大学へ進学。


ここまでは、親せきからも「頭がいいね」と言われ、将来安泰と思われていたと思います。

一般的にみると、学生としては優秀。

私自身、正直世の中ちょろい何とかなるでしょ、と思っていました。


迎えた就職活動。



学生として「与えられてできること」はたくさんあるけど、やりたいことなんて何にもない。

でも、答えもどこにもない。

やみくもに、だけど物には興味がない、という理由でメーカーは受けずw、ESを送りまくり、自分に暗示をかけて面接を行った結果、50社くらい受けてなんとか2社からの内定。
最終的に、長期的なキャリアについては心のどこかで不安がなくはなかったものの、その気持ちには蓋をして「毎日ここならわりと楽しいんじゃない?」で、英会話スクールのマネジメントスタッフという道を選びました。


友人たちが超大手有名企業に内定が決まり、まさにこのままいけば将来安泰だなぁと思う中で、私のキャリア迷子の約10年間が始まりました。


社会に出て、それまでに求められた力と全く違うものが求められている感覚がありました。

いつでもすぐに正解か不正解が分かる問いにばかり対峙していたけど、
社会人って全然違くない?!
ってめっちゃ思ってました。


こんなイメージ↓


外から見たら新入社員としてはそこそこできるほうだったかもしれません。


でも、漠然と「仕事=生きるため」として考えており、効率よくやる目的は、「働く時間を減らす」ため。

自分の人生をどう生きていくか。

という答えのない問いに対し、ずっと答えを見つけられずに悶々としていました。


でも、その答えって結局自分の中にあるんですよね。


私はそのコンプレックスこそ、自分が社会とつながるキーだと気づき、そこから仕事や人生に対する考え方が大きく変わりました。


私はこの気付きを得るまで10年近くかかりましたがw、

答えがない問いに対峙する力や、

じっくり答えを探すプロセスを楽しむ力

この時代に生きる人たちには特に必須。


この部分を育まないと社会に出てから大変だな、と実体験から痛感しています。

私自身は、テストはできても、この力が欠けていたんだなと思います。


テストができたからこそ、必要性に気付かなかったともいえるかも。

最近はPBL(Project based learning)や探求学習など、文科省もそういった力を育むようなカリキュラムを進めていますが、人生100年時代の今、
子どもたちだけでなく私たち親自身も自分事として取り組んでいきたいな、と思う今日この頃です。


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