脇見恐怖症克服記⑤ 〜治し方〜

最後に、私が脇見恐怖症を克服するためにやって良かったことを紹介します。

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1)縁がある眼鏡

これは、脇見恐怖症の人にとってマストアイテムです(笑)
縁が太い眼鏡の安心感は、半端ないです。
黒板を見る時、これがあると人の目が視界に入りません。
ほんと便利です。
治るまでなんとかこれで乗り切って下さい。
もちろん、伊達メガネでも◎

2)カウンセラー

自分は脇見恐怖症専門のカウンセラーさん、トラウマ治療(EMDR)のカウンセラーさんに通いました。
この2つは本当に効果がありました。

脇見恐怖症の症状があるということは、なんらかのトラウマだったり、何か原因があるはずです。

心理カウンセラーさんに話すことで必要なアドバイスを貰えたり、気持ちが軽くなります。話をじっくり聞いてくれるような優しいカウンセラーさんに相談することをおすすめします。

(世の中には残念ながら高圧的だったり、カウンセリングをちゃんと学んでないのにカウンセラーと名乗ったりする人も居るのでそこだけ注意して下さい。)

3)運動

運動をすると、血流が良くなりスッキリします。脳と体を動かす運動は神経症にもいいのでおすすめです。

精神科のお医者さん曰く、神経症を抱えてる人は扁桃体の動きが乱れてしまっているそうです。

中には体をたくさん鍛えて筋肉がついたら自分に自信がついて、脇見恐怖症が治った!なんて人も居ました。

4)自信をつける

なんだかんだ、これが一番重要なんだなぁと思いました。
勉強なり趣味なり、自分が一番得意とする分野を伸ばすことは、いずれ将来にも生きますし、何より自分に自信がつきます。
その結果、気付いたら神経症が治ってた、なんて話はよく聞きます。ブログや、テレビでそういった話をたくさん聞きました。(脇見恐怖症に限らずです)
自信をつけることは神経症を治すために重要なキーポイントなのかもしれません。

5)楽しいことをする

やはりストレスは上手に逃がしてあげた方がいいです。ストレスは溜め込みすぎると、必ず体に症状として出ます。

病は氣から、という言葉もありますように、心の在り方は身体にも影響します。
できるだけ氣に病みすぎないよう氣をつけて下さい。楽しいことに目を向けてみてください。

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自分は以前、限界まで我慢をしてしまうタイプでした。
自分の中で色々なことを溜め込みすぎてしまい、結果体を壊してしまいました。(今は良くなってます)

今まで色んな脇見恐怖症の人に会いましたが、自分を大切にして、楽な氣持ちで(なんとかなるさとか)、症状と向き合って来た人の方が治りが早いイメージです。

やはり、神経症を治すためには、当たり前ですが”行動を起こすこと”が必要なんです。

何もしなくて、ただ思い悩むだけでは良くなりません。何も変化しません。思い悩んでくよくよすることは、体調を崩すだけで何の意味もありませんでした。

脇見恐怖症は必ず治ります。
いつか視界に人が入っても、それが自然なことだし、脇見して当たり前、という感覚になります。

*神経症は心の葛藤、自分を責める気持ち、過去へのこだわりから来ているのでそこが改善されれば治ります。
(”脇見に対する恐怖”、が問題なのではなく、常に氣の休まることのない、圧迫した精神状態が問題なのです。)

なので、今あるもの、例えば旅行とか、美味しいものとか、今あるものに感謝しつつ、楽しみながら氣楽に症状と向き合って見て下さい。

いつか氣付いたら神経症が消えてた、なんて日が必ず来ますから。

長かったけど、ここまで読んでくれてありがとうございました。皆さんの症状が少しでも軽くなり、生きやすくなることを願っています。

翡翠
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