脇見恐怖症克服記② 〜私の場合〜

※①の続きです。

実際の高校生活は試練の連続でした。

まず、私の通っていた高校はグループワークが非常に多かったんです。必然的にサークルを囲むような席の配置が多く、当時脇見恐怖症を抱えていた私にとって地獄でした。
幸いクラスルームの席は大きな円を囲むような配置だったので、向かいの人との間に距離がありました。
そのため、板書を取る時あちら側の目が視界に入って来ても、なんとかやり過ごせてました。

高校で何名か友人は出来ました。
ただ、お昼の時はなかなかしんどかったです。(一対一、二対一の時などは大丈夫でしたが…。)人が大勢居る時はどうしても駄目でした。
特に脇見が発生するシチュエーションでは人の目が怖くて、殆ど下を向いていました。とても恥ずかしかったです。

また、全校集会、美術の時間、移動教室等は当然脇見するシチュエーションが多く、そういった時等も下を向いたり、ノートを取るふりをしてなんとかやり過ごしてました。

自分は根が真面目だったため、学校を休むことは殆どしませんでした。

ただ、学校へは通えてましたが、学校へ通うことで精一杯で家に帰ったら何も出来ない位毎日ぐったりしてました。学校に行くので精一杯って感じです。

高校は新しい発見もありましたし、充分楽しめたのですが同時に脇見恐怖症の症状が強く出てしまい、辛かった時期でもありました。

次回は、症状がある時にやっちゃいけないことを書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?