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【育児日記】舌下免疫療法を始めようとしたけれど

娘は現在、軽度喘息の治療をしている。

毎晩寝る前に吸入を行っており、これによって喘息が憎悪しないようにコントロールしている状況だ。

軽いアトピーもあるので、アレルギー体質なのはあきらかであり、私は娘が5歳になったらかかりつけの先生に舌下免疫療法の相談をしようと思っていた。

舌下免疫療法とは、アレルゲンを含む治療薬を舌の下に投与することで体をアレルゲンに慣らしていく治療法のことをいい、ゆるやかな効き目ではあるものの、副作用少なくアレルギー体質を改善できる治療である。

喘息の改善も期待されると言われており、5歳から適用対象となる。

なんとか学童期に入る前に喘息への心配を無くしておきたかった私は、娘が5歳になるのをいまかいまかと待っていたのだ。

先日娘が5歳になったことから、満を持して小児科に予約をとり、舌下免疫療法を受けたい旨相談したところ、先生も賛成してくれたため、適用対象となるかの血液検査を受けることになった。

そう、舌下免疫療法を受けるには、対象となるアレルゲンが血液検査で陽性である必要があるのだ。

娘は涙を流しながらも血液検査を受けてくれた。これもアレルギーを治すため、そう説得したら、「がんばる」と言って果敢に検査を受けてくれたのだ。

そうして出た結果はなんと。

各アレルゲン、いずれも陰性。


?????

結果を説明された時、一瞬理解できなかった。

え、あれだけアトピーや喘息が出ているのに、陽性が出ないことがあるのだろうか???

素直に先生に疑問をぶつけたところ、なんと、「ある」とのことだった。

局所的にアレルギー症状がでていても、血液検査で陰性といういことはままあることらしい。

ただ、血液検査で陽性の場合、間違いなくアレルギー体質なので、大人になっても喘息が残る可能性がぐんとあがる。そういう意味では、血液検査で陰性であったことは当然のことながら、いい結果というわけだ。

だがしかし。舌下免疫療法を受けることは叶わなかった。

喘息への効果が期待できた分、がっくりきてしまったが、血液検査で陽性にならない程度であれば、学童期に入る頃にはよくなるかもしれない、そういう期待をもつことで気持ちをきりかえる。

舌下免疫療法自体3〜5年毎日薬を投与する必要があることを考えても、娘の負担が減ったことは歓迎すべきなのだろう。

ひとまずは現在の予防治療を続けながら経過観察を続け、風邪等で喘息が憎悪しない状態になることを待つことになった。

それではみなさま、本日も心地よい1日を。


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