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Photo by
satouimoko
ベビーカーならぬチャイルドカーが欲しい
最近、娘がズンと重くなった。
レディの体重なのでここに書くことはしないが、もう身長も体重もベビーカーに乗れるサイズ感ではない。
元々大き目ということもあって、ベビーカーが限界を迎えるのは早かった。
もう4歳。まだ4歳。
長時間歩けばどうしたって「抱っこ~」になる。
一応ベビーカーはまだ捨てずに置いており、遊園地などでは荷物置き兼一休み場所として大活躍中だ。
でも、普段の生活でベビーカーに乗ることはさすがになくなった。
そうなると、限界を迎えた娘を運ぶのは、自然人力となる。つまり夫か私だ。
夫がいるときはまだいい。
娘と二人で移動中に娘が限界を迎えたときは、それすなわち私の死を意味する。
既に私の半分以上の身長がある娘を抱っこ、もしくはおんぶで頑張って運ぶのだが、すぐに限界を迎えてしまう。フーフーと呼吸をしながら必死で娘を運ぶ。控えめに言って、つらい。翌日は筋肉痛だ。
そんなとき、思うのだ。
ベビーカーみたいにベビィを想定した乗り物じゃなくて、チャイルドを想定したチャイルドカーが欲しい。
未就学児なんてまだまだ歩ける距離は短いのに、なぜないのだ。
荷物置き兼歩けなくなった子供が乗れる、コンパクトかつ耐荷重がしっかりある乗り物、作れないのだろうか。
きゃっきゃと無邪気に抱っこやおんぶをせがむ娘の希望を叶えるためには、私がムッキムキになるしかないのだろうか。
そんなどうでもいいことを考えながら、私は今日も、限界を迎えた娘を運ぶ。冬の足音が聞こえる中、汗を吹き出しながら。
それではみなさま、本日もスマイリーな1日を。