フジテレビの会見で登場した「遠藤龍之介さん」が小説家「遠藤周作さん」の息子だとは…知らなかった
中居正広さんの女性トラブルに端を発した「フジテレビ問題」。27日はなんと!10時間越えの会見でしたね。たまたまテレビをつけたら、丁度、記者会見が始まる午後4時でしたので、何気なく見ているうちに、ある人の氏名がとても気になり、注目していました。その人は副会長の「遠藤龍之介」さん。「龍之介」の漢字が、私が心底尊敬する文豪「芥川龍之介」と同じ。しかも、遠藤さんの回答はほかの人と比べ、理路整然としていて、知的な雰囲気が漂っていました。
「もしや…」とスマホで調べたら、やはり「芥川龍之介」の「龍之介」だったのです。しかも、あの有名な小説家「遠藤周作」さんの息子だとは!「龍之介」さんが誕生する前年に、父親の周作さんが「芥川龍之介賞」を受賞した縁で、命名したそうです。
遠藤周作さんの著書は、過去に何冊か読んだ記憶があります。ただ、著者がキリスト教の洗礼を受け、宗教観が背景にあるためか、どこかきれいごとで上品な感覚があり、ドロドロとした小説が好きな私にとっては、あまり魅力を感じませんでした。しかし、会見を見ているうちに俄然、興味が湧いてきました。晩年の名作「深い河」は以前から気になっていたので、これを機に目を通したいと思いました。
ちなみに会見は…奥歯にものの挟まったような回答ばかりで、釈然とせず、ほとんど記憶にありません(笑)。龍之介さんがフジテレビに就職したのは、今から50年近く前でしょうか。当時は新聞やテレビ局などのマスコミは就職先として超超超人気で、超難関。確か倍率が数千倍だったと記憶しています。業績は右肩上がりで、他人に頭を下げさせても、自分たちが頭を下げる経験はないのではないでしょうか。それくらい、圧倒的な地位に君臨していたのです。オールドメディアと揶揄される今でも、マスコミが強かった時代の感覚がぬぐいきれないのでしょうね。そんな時代の流れを感じた会見でした。
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