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ポケモンアルセウス完走した感想。
トレジャーズと違って、クリア後の世界はやりますが、ここで完走したので、完走後の感想を書きます。
ネタバレがあるのでネタバレしたくない人はブラウザバックをお願いします。
〇良い点
従来作には無い異世界召喚ストーリー
従来作は現代的な世界を旅して、博士から幼なじみと一緒にポケモンを貰って、ジムリーダーを踏破しながら、幼なじみと切磋琢磨し、ヤバい思想を持つ、悪の組織と対決して、壊滅させて、ジムリーダーを踏破した先の四天王や先代チャンピオンに挑んで、チャンピオンになるのが王道ストーリーだった、ポケモンだが、今作は異世界召喚ストーリーで、ダイパの主人公に似た容姿の異邦人が主人公。
従来作同様に性別も選べて、選ばなかった方は幼なじみではなく、その世界の住民で、主人公の先輩かつ、サポーターという立場で登場。
ダイパで悪の組織だった、ギンガ団が別にヤバい思想もなく、未知の生物、ポケモンを調査する団体として登場したり、他のコンゴウ団、シンジュ団も悪の組織ではなく、主人公をサポートしてくれる、味方という立ち位置なので悪の組織では無いし、荒ぶるキングも悪では無い。
時空の裂け目を調査する内容と従来作とは違い、ポケモンを戦わせると言うより、研究者になるストーリーである。
今までの王道ストーリーとはかなり違っているのが面白い。
ドラクエトレジャーズと違い、無駄に性別以外は差がない、意味の無いダブル主人公なんて言うことにしないで、選ばなかった性別の主人公は主人公のサポーターとして徹しているのは良いところ。
主人公の行動に必ずキャラクターを絡ませて作業感を出さないようにしてる
主に主人公は荒ぶるキング、ポケモンを調査するのが主体でざっくり書くと、ギンガ団のデンボクやシマボシから調査依頼を受ける→村の東側から調査箇所を選ぶ→ポケモンを捕まえたりしながら目的のキャラクターに会う→ポケモンを捕まえながら、キングの鎮め玉の材料を探したり、ライドポケモンを手懐ける→キングと戦うアクションパートとキングとポケモンを戦わせるボス→ギンガ団のデンボクに報告→また任務を受けるという流れが多いが、行く先々に様々なキャラクターがいて、冒険している感を出しており、〜に勝つなどの臨場感があるものが多く、単純に〜に行って〜取ってこいなど、自分でやれよと突っ込みたくなるお使いやキャラクターが単純に金を要求してきたり、作業感があるものは少ない。
ドラクエトレジャーズは7割お使いで、敵の目を掻い潜って、〜取ってこい、挙句の果てには〜万稼いでこいとひたすらザコ敵を狩りまくる苦行を強いられた。
その間、キャラクターが絡むことなく、孤独な戦いだった。
現代的な世界観の従来作とは違う世界観
従来作は現代的な世界観でビルが立ち並ぶ街などを旅することが多かったが、今作の世界観は明治初期の開拓地の世界観で和風の世界観が目立つ。
モンスターボールが木で作られていたり、キャラクターの服装も着物が多かったり、従来作とはかなり異なる世界観が好き。
早業などフォントも世界観が出ていて、なかなか良い。
ただ、世界観にミスマッチしている、ポリゴンやロトムを出したのはうーんと思うが。
グラッフィックが細かくキャラクターの細かい箇所も再現出来ている
つぶやきでも言ったが、ケムッソの複眼、他にもモンジャラの毛の質感などもリアルになりすぎないように作られているし、可愛いポケモンの表情や人間キャラの表情などもよく出来ている。
主人公のボールを投げる声など以外は豪華声優などを起用せずにこういう綺麗なグラフィックで勝負しているのがいい
キャラクターが寝ていたり、コロコロ動いていたり個性的な動きがある
![](https://assets.st-note.com/img/1730025058-4BHn8utb5cSdV1qzROxJ6vNP.jpg?width=1200)
写真のようにエイパムが寝ていたり、タマザラシがコロコロと転がっていたり、ケムッソがモゾモゾ歩いていたりと可愛らしいのが沢山あるし、クロバットやウォーグルが空を飛んでいたりと自然にいる姿をしっかり作れている。
オヤブンと他のポケモンより大きいものや小さい個体もあり、自然な形を作り出せている。
同じポケモンで同じように見えて、よく見ると大きさもまちまちのポケモンを仲間にして眺めるのも楽しい。
ポケモンを集めやすい
今回は従来作と違い、人間同士がポケモン勝負させて、戦わせるより、ポケモンを捕まえて、図鑑を埋めて、主人公のレベルを上げるので、捕まえること重点を置いているので、ポケモンを集めやすく、序盤で集めたポケモンでも終盤で連れて行ける、旅パを作りやすい。
当然だが、ポケモンはボールに入れればすぐに戦闘に参加でき、ドラクエトレジャーズのように余計な入隊希望者などはなく、素材を要求されることもない。
仲間の自由度が高い
ドラクエトレジャーズだと高い段差を登る、空を飛んで滑空する、広いフィールドを歩き回るというライド機能も仲間の枠を食ってしまうし、仲間の枠は3つしかないので全く自由度がなかったが、今作はライドは仲間の枠と別個で、ストーリーを進めれば、笛を使って呼びだせるので、仲間の枠を割く必要ないし、道中の木の実や鉱脈なども全ポケモンが拾えるので、仲間は自由に組める。最終盤だけ、仲間の6枠のうち1枠はディアルガ固定だが、後は自由に組める。
名前も自由に変えられる。
仲間の育成が楽
敵ポケモンを倒す以外にも捕まえても全員に経験値が入るし、捕まえまくるというゲーム特性上、預ける所がすぐいっぱいになるため、定期的に逃がさないといけないのだが、その逃がしたポケモンもガンバ砂など補強アイテムを落としていくため、育成がしやすく、RPG特有のレベリング作業が殆ど要らない。
捕まえまくるだけでも経験値は入るので、最終盤になればレベル70前後になっているはず。
コンパチ無しでポケモンの種類は200種類以上
ドラクエトレジャーズはコンパチだらけで種類も80あるかないかだったが、今作は200種類以上のポケモンが内定している。9世代も含めれば現在1025種いて、リージョンフォームを別枠と考えれば、1100近くはいるが、これだけ出しているのも結構評価できる。
コンパチも出さずに、全く違う種類のポケモンが草原、湿地、海岸、山地、雪山と沢山いるのがどんなポケモンがいるか飽きがこない。
ドラクエトレジャーズも草原や火山、雪山、砂漠色々なフィールドがあるが、似たようなスライムと彷徨う鎧とかくらいしかおらず、飽きが来ていた。
クラフトを活かしている
ドラクエ11の錬成と同じようにストーリー中にレシピを貰って、レシピ内で作れるという仕組み。
ドラクエの8のようにレシピがなくても、作れるのとは違い、完成品が載っているので、そこから作る仕組みなっているので、レシピがないと作れないのは不便を感じるが、後述するが、金策に乏しいのでお金が無くても回復アイテムなどを作れるのは嬉しい。
当然だがPS2版のドラクエ8と違い、徒歩での待ち時間もないし、素材さえあればまとめて作れるのでサクサク作れる。
特性、持ち物、卵システムなど従来作にあった煩わしいシステムは削除
従来作ならゴースの特性に浮遊があり、弱点である、地面を打ち消していたが、今作は久しぶりに特性が削除されたため、金銀のようなタイプ相性だけ考えた、単純なバトルが楽しめる。
持ち物もないため、弱点を付いたら半減の木の実を持っていて、ダメージを入りにくくなっていた、一撃で倒せなかったなどもなく戦闘テンポは改善されている
卵システムもないため、マラソンをする必要もなくなった。ただ、ケーシィなど捕まえづらいポケモンは逃げないユンゲラーから卵が作れないため、ケーシィも捕獲しないといけないので、捕獲難度が上がってしまった。
ポケモン図鑑の説明文が独特
![](https://assets.st-note.com/img/1730025080-50KCJacYxngOQT2qo869kHDV.jpg?width=1200)
写真のケムッソのように図鑑説明文も独特で従来作のポケモン図鑑とは異なる言い回しが多い。
ポケモンを集めたり倒したりして、図鑑タスクを集めるという、捕まえて終わりの従来作にはない楽しみがある
図鑑には図鑑タスクというものがあり、〜匹捕まえる他に、〜匹撃破、〜タイプの技で〜匹撃破する、進化させる、〜の技を見るなど様々な条件が書かれており、満たすとタスクが増えて、博士に見せると主人公の経験値になり、シマボシに見せれば主人公のレベルが上がるシステムもなかなか面白い。
従来作と同じく、服や髪型をあとから選べる
従来作と同じく、服、髪型も後から選べる。金策に乏しいので計画的に変えたいが、私は、ソードシールド、ピカブイのデータがあったので、シェイミの服、イーブイのお面もつけていたし、意外に合うのドレディアでほとんどのその着物を着ていた。
髪型は変えられるが、ずっと初期のままだった。
従来作には無いアクション要素
ポケモンに見つからないようにそっと近づいて、戦闘することなく捕まえたり、ポケモンが主人公にダイレクトアタックしたり、見つかって、襲いかかってきたらポケモンを投げるなど、アクション要素があり、従来作とは違う要素がある。
弱いポケモンばかりの場所でもダイレクトアタックで主人公が死んでしまうこともあるので、油断が出来ない
従来作との接点を感じさせるキャラクターデザイン
主人公を初め、デンボクやサザンカ、キクイ、野党三姉妹など従来作のそっくりさんが沢山出ていて、まだ元のキャラクターがスイッチには出てきていないキャラも多く、祖先なのかなと思われるが、初代ファンにはおおっと思わせるファンサービス。
時空の歪み、オヤブンなど作業感を感じさせない仲間集め
一定期間フィールドにいると出てきて、序盤なら確実にデスエンカになる、時空の歪みは敵さえ気をつければ、序盤でもレアアイテムが拾えるし、序盤ならデスエンカになりざるを得ない、オヤブンも強くなってから挑むという目標ができて、飽きさせない
通信交換などでの進化するポケモンでもソロプレイで入手可能
通信交換などで進化するポケモンも繋がりのヒモなどを石を使う感覚で使えば進化するし、フーディンやゲンガーもエンカで出現するようになっている。
ランドマークが多く、無駄にマラソンをさせない
従来作と違い、地方をひたすら歩き回るのではなく、村を出て行き先を決めるだけで目的地の近くに行けるので、あれこれ歩き回る必要が無い。
キャンプを立てるクエストもその場で出来たり、直ぐに目的物が居るので、簡単にランドマークが出来る。
ドラクエトレジャーズのその場に無いものや仲間になりにくい仕様なのにモンスターを連れてこいというのも無い。
BGMが素晴らしい
BGMが従来作より落ち着いたものが多く、世界観に合っている。
ダイパアレンジ曲も好きだし、和風アレンジされているのも良い。勝負の時や早技の時もSEも雰囲気が出ている。
戦闘から逃げやすい
ドラクエトレジャーズのように仲間が勝手に戦闘し始めたりすることもないし、敵に気づかれて、襲われてもアヤシシやウォーグルなどのライドで逃げることも可能だし、戦闘になってしまってもかなりの確率で逃げられるので、デスエンカにハマって、全滅の危険は少ない。ただ、主人公は攻撃を受けすぎると死んで、デスペナ付きのやり直しになるので、油断は大敵。
時空の歪みは任意
ストーリーを一定進めると長い時間フィールドにいると時空の歪みが発生するが行くか行かないかは任意で序盤は行くと危険でデメリットも多い。
ドラクエトレジャーズもストーリーを一定進めるとライバル団が現れて、強制戦闘になり、負けると容赦なく宝を取られて、フィールドに長期間いること自体が危険で探索が楽しめないなんてこともあり、長期間フィールドにいることがデメリットだった。
しかし、ポケモンアルセウスは時空の歪みが出て、やるのも任意だし、アイテムも拾えるし、終盤になれば、時空の歪みのポケモンにも太刀打ちできるし、そこでしか入手不可のポケモンもいるので寧ろ、フィールドに長期滞在にメリットを感じる。
戦闘不能以外の状態異常が戦闘終了後、自動解除
これ地味に楽だった。エンカとの戦いで状態異常になれば、コマンド出して、治療しての手間がかなり面倒だった。
毒になれば歩く度に治療アイテムがなければ、どんどんHPが減って最終的には戦闘不能にが従来作だったけど、今回は傷薬で治す程度で済むので、アイテムの消耗も抑えられる。
キャラクターが何気に親切
戦いが終われば全快してあげるとか、ボス戦になればボールをくれたり救済処置が取られたり、キャラクターがチュートリアルがしっかりしてくれたりと何気に優しい。
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