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ヨッシーストーリーをレビュー
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〇ゲーム情報
ゲームハード 64、バーチャルコンソールはWii、WiiUで配信されていた
値段 6800円 Wiiは1000WiiP、WiiUは1028円
ジャンル アクション
〇ゲームの登場人物
ヨッシー軍団 今回の主人公。いつもの緑だけではなく、ピンク、青、水色、赤、黄色と様々なヨッシーが登場し、性能は変わらないが好みのフルーツは異なる。本人が好きなフルーツ、ステージを決めた時に決める、ラッキーフルーツやメロンが好きなのは全員共通。1人やられると次のヨッシーとなる。ヨッシーがやられるとどこかに運ばれて、謎の城に連れていかれる演出がホラー。ヨッシーが全員、謎の城に連れていかれたらゲームオーバー。条件を満たすと白と黒のヨッシーも追加される。彼らはヨッシーの子供でベビークッパがスーパー幸せツリーを奪われたことで、ヨッシーの世界が絵本の世界になり、ヨッシーたちも絶望してしまう。ベビークッパからスーパー幸せツリーを取り戻し、ヨッシーの世界を救うべく絵本の世界を旅をすることになる。
ポチ 旅の先々で助けてくれる犬。分厚い舌が特徴的。スペシャルハートやメロンなど有用なアイテムを吠えて掘り当ててくれる。
ベビークッパ ヨッシーが住む世界を絵本にし、スーパー幸せツリーを奪った張本人。
〇ゲームの流れ。
ステージに散らばる60コのフルーツのうち、30個を食べるとクリア。本人が好きなフルーツ、メロン、ルーレットで決めたラッキーフルーツを食べるとライフの回復量が増える。
スコアを気にするならメロンを優先的に食べること。
メロンは全ステージの半分の数、30個はメロンだが、落ちてる場所も際どいことが多いので難易度が高い。メロンのミニゲームもあるので全てメロンを拾うのは結構難しい。
同じフルーツを6個連続で食べるとハートフルーツが登場し、食べると無敵になるが、これはフルーツにカウントされない。
ヨッシーはマリオと違い、飛び道具を持っていて、卵を敵にぶつけることで敵を撃退できる。花火になっても攻撃判定はある。
パンチなどで攻撃せず、敵を食べたりと他のアクションゲームとは差別化している。
マリオと同じくヒップドロップでギミックをどかしたり潰したりすることも出来る。
マリオよりジャンプ力があり、踏ん張れるので、その分、難易度は上がっている。
フルーツだけ食べていればクリアは可能だが、ステージに3つある、スペシャルハートを取っていないと同じページの別のミッションを遊ぶことが出来ず、次のページに行ってしまう。完全クリアを目指すならスペシャルハートも必ず取る事。
ミッション番号が大きいほどミッション難易度は高い。
〇個人的評価
評価はS(最高)→A→B→C→D→E(最低)
ストーリー B
グラフィック(当時基準)A
ゲームバランスや難易度 D(バーチャルコンソール版はCは理由は後述)
操作性 C
世界観 S
BGM S
ゲームの面白さ C
やり込み要素 B
総合評価 C
適正価格 500円(クソゲーという程では無いがゲーム性にガッカリシステムがあり。世界観やBGMは秀逸なので、世界観やBGMを楽しむゲームと割り切れる)
〇良い点
手芸を織り交ぜた、アンデルセンやイソップ童話のような世界観で優しく明るい部分だけではなく、ヨッシーがやられたあとの童話特有のダークな演出もしっかり描かれている
ヨッシーの仕草や動き、ポチや他の敵キャラもグラフィック可愛らしくできている
手芸のフィールドとか64にしては上手くできている
ヨッシーの声がマリオカートのピッピッピーやチュッチュッ!(私が聞こえる感じだと)とかではなく、「くるりんぱっ!」とか「ん゛〜」とか「ワァーオ」しっかりした可愛らしいボイスがついている。これが後作のヨッシーボイスとなった。
BGMも世界観に沿った曲、ステージに合った曲が揃えていて秀逸。
ストーリーも専門用語とかがなく、ベビークッパにスーパー幸せツリーを奪われたせいで、ヨッシーたちは絶望に追いやられしまい、世界が絵本になって、絶望の世界を救うため、ヨッシー軍団が立ち上がるストーリーと単純明快。
アクション難易度は高めなので、アクション上級者はメロン集めなど高スコアを狙うなどやり込み要素がある
×悪い点
このゲームは実機版だとセーブが一切ない。リセットしたり、ゲームオーバーになると最初からやり直し。このゲーム最大の問題点。バーチャルコンソールは機能自体にセーブが着いてるので、プレイするならバーチャルコンソールを推奨する。今や、WiiもWiiUもバーチャルコンソールの配信が終わってるため、持ってる人に頼むしかない。64はレトロフリークは非対応なので、遊べない。そのため、個人的評価のゲームバランスの難易度は実機とバーチャルコンソールで評価が変わっている。
ヨッシーたちが残機になっており、6人でほぼ固定だが、ステージ数も6ページハートを取ってれば4ミッションなので、単純計算すると1ページ1人しかミスれない計算になるので、かなりキツい。ゲームオーバーになるとコンテニューがあるほど甘いゲームでは無いし。
残機回復手段もマップのどこかにいる白ヘイホーを探して連れている状態でクリアなので、結構ハード。基本的にミスらない、倒されないプレイが必須。
敵がヨッシー軍団より大きめで倒しにくい。頭一つどころかヨッシー何人分くらいの大きさがある敵もいる。
上級者がフルーツだけ集めるだけのクリアなら6ステージで終わるため、数時間で終わるが、セーブができないのにメロンとか集めていたら何時間になるんだと思える。
CMでは優しいゲームと謳っていたが、内容はダークなシーンもあるし、難易度はやや鬼畜で見た感じは優しいイメージがあるが、凶悪なイメージも強い
〇総評
クソゲーと違って、アクションゲームとしては成り立ってるいるため、遊べないゲームでは無いが、任天堂にしてはガッカリゲーに近い。
マリオ64はセーブもできたのに、なぜセーブ出来ないという退化をしたんだろう。バーチャルコンソールがある分、難易度も高いので、バーチャルコンソールで遊んだ方が楽しめる。
BGMや世界観、グラフィックはよく出来ていて、童話風の世界観を楽しむゲームと割り切って、フルーツを集めるゲームと考えれば面白いと思う。
〇次回予告
メダロット2、ウザいメダロットランキングを作ってみようと思う。敵として出ると鬱陶しいことこの上ないメダロットが結構いる。