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チームビルディングコンサルタント
Gallup認定ストレングスコーチ
の徳山です。


先日、
クライアントの経営者と
ご面談した際、
お子さんについての
お話になりました。
 
 
その方には
中学生のお子さんがいます。
 
そのお子さんは
クラスに友人もできて
学校にいけば
それなりに楽しく
過ごされるようです。
 
ただ、不登校気味の状態で
学校に行きたがらなかったり
朝起きられないようなことが
出てきているとのことで、
 
元気にのびのびと育ってくれたら
それで充分なんだけど…
 
何が原因なんだろう?
どうすれば学校に行くんだろうか?
 
このようなことを
ずっと考えている。
 
 
こんなお話でした。
 
 
クライアントからすると
お子さんには友人もいて
楽しく過ごされているのを見てるので
なぜこうなってるのか原因を探すのは
よく分かります。
 
 
皆様も日々の業務の中で
「なぜこうなってしまってるんだ?」と
ご自身又は部下に対して感じ、
原因を探して対処しようとするも
なかなか前進できないことが
あるのではないでしょうか?
 
 
このような場合、
どう考えると解決に向けて
前進していくことができる
のでしょうか?
 
 
私は
 
➀原因を探すことをやめること
➁上手くいっている時について考えること
 
の2つが効果的だと思っています。
 
 
例えば、
朝起きられない子に対して
 
「どうして起きないんだ!」
「もっと早く寝たらいいんじゃないの?」
 
と指摘するものの
改善されないということがあると思います。
 
 
でも、そのような子でも
遠足とか修学旅行など
楽しみにしているイベントの日だと
早起きしてくるなんてことが
あると思います。
 
 
仮に、それが
起きた後の楽しいシーンを
想像することで
早く起きるパワーが出るんだとすると…
 
 
「毎朝一緒に朝ご飯をつくろう!」
「毎朝一緒に散歩に行こう!」
といったアプローチをすると
早く起きてくるかもしれませんね。
 
 
これはお仕事でも一緒だと思います。
 
 
私たちは
ついつい上手くいかない原因を探し、
それを解消しようとします。
 
 
でも、
そもそも原因がよく分からなかったり
原因を解消しようとしても
上手くいかないことがあったりします。
 
 
ある意味、
原因とは「足りないもの」です。
 
「足りないもの」が能力である場合…
なかなか原因を解消できません。
能力アップに時間がかかるからです。
 
 
一方、たまたまでも
上手くいったときに着目すると…
 
たまたまとはいえ、
上手くいっているわけです。
 
とすると、
上手くいったときを振り返り、
その要因を考えて
それを踏まえた対策をとると
上手くいく確率は
高まると思います。
 
 
上手くいったときの要因は
その人の強みやリソースです。
 
会社であれば
それを活かすということが
経営資源を活かすということです。
 
 
問題解決に行き詰っているときは
たまたまでも上手くいったときのことを
思い出してみて下さい。



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