見出し画像

園芸あれこれ 社宅のお庭の思い出②

社宅のお庭の思い出の続き たわいもないお話

ハクモクレン

前回のお話に書いた、社宅の庭にあったハクモクレン

ハクモクレンは割と有名なお花なので、皆さんご存じですよね

それにまつわる小さい頃の思い出を綴ります


ハクモクレン

社宅のお庭には大きな白木蓮があった
どのお宅の庭のはじにも1本づづ植えられていたように思う

白木蓮は葉より先に花をつけて一斉に咲くので
春になると、”あらっ!いつの間に咲いたのかしら”となる

花びらは肉厚で崇高な白さ
それは神々しいほどである

でも散って、その花びらはすぐに茶色くなり汚くなってしまう
それをさみしく思ったのか・・・

”この素敵な花びらをきれいなままにしてあげなくちゃいけない”
幼い心の決意
花びら数枚をビニール袋に包んで
木の根元に埋めたことがある

そんなことをしても花びらは枯れてしまう
でも幼い心では、土に埋めたら守れると思った

その後その花びらはどうなったか覚えていないから
恐らく埋めたことすら忘れてしまったのだろう

でも、どこかでハクモクレンの花を見ると、決まってこのことを思い出す
ハクモクレンは特別好きなお花でもないけれど
思い出だけは心の片隅で大切にいきているのであろう

神様がつくられた花々の美しさ
その美に対する畏れが幼心の内にも生じていた
今も神様が生じさせてくださるその美に会いたくて
お花を育てている
いや、育てさせていただいている

今年の春も色とりどりのお花たちが小さな庭を飾ってくれた
神様に感謝


今年咲いた我が家のラナンキュラス


こちらも今年のラナンキュラス


我が家のビオラたち

いいなと思ったら応援しよう!