![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142589830/rectangle_large_type_2_1c848bb62770469280cd156b636cddae.png?width=1200)
Photo by
shima_photo
園芸あれこれ 社宅のお庭の思い出②
社宅のお庭の思い出の続き たわいもないお話
ハクモクレン
前回のお話に書いた、社宅の庭にあったハクモクレン
ハクモクレンは割と有名なお花なので、皆さんご存じですよね
それにまつわる小さい頃の思い出を綴ります
![](https://assets.st-note.com/img/1717228549368-fxKrhTPzoi.png)
社宅のお庭には大きな白木蓮があった
どのお宅の庭のはじにも1本づづ植えられていたように思う
白木蓮は葉より先に花をつけて一斉に咲くので
春になると、”あらっ!いつの間に咲いたのかしら”となる
花びらは肉厚で崇高な白さ
それは神々しいほどである
でも散って、その花びらはすぐに茶色くなり汚くなってしまう
それをさみしく思ったのか・・・
”この素敵な花びらをきれいなままにしてあげなくちゃいけない”
幼い心の決意
花びら数枚をビニール袋に包んで
木の根元に埋めたことがある
そんなことをしても花びらは枯れてしまう
でも幼い心では、土に埋めたら守れると思った
その後その花びらはどうなったか覚えていないから
恐らく埋めたことすら忘れてしまったのだろう
でも、どこかでハクモクレンの花を見ると、決まってこのことを思い出す
ハクモクレンは特別好きなお花でもないけれど
思い出だけは心の片隅で大切にいきているのであろう
神様がつくられた花々の美しさ
その美に対する畏れが幼心の内にも生じていた
今も神様が生じさせてくださるその美に会いたくて
お花を育てている
いや、育てさせていただいている
今年の春も色とりどりのお花たちが小さな庭を飾ってくれた
神様に感謝
![](https://assets.st-note.com/img/1717229287272-ywvc51KRpu.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1717229357160-uJdVTlBSg2.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1717229403438-PglT9ha8eb.jpg?width=1200)