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#06 地元の素材と未来をつなぐクッキングアップル

2024年12月17日、秋田県横手市で行われた「クッキングアップル」をテーマにした事業づくりと地域のあり方を考える検討会に参加。地元の生産者さん、オンラインでつながる新規就農者、学生など多様なメンバーが集まりました!

この検討会は、農林水産省の農山漁村発イノベーション促進事業の一環で開催されたもの。地域の文化や歴史、自然環境といった資源を活用し、新しい価値を生み出して地域を元気にしようという取り組みです。

生産者さんだけでなく、地元企業や異業種の方々とも連携することで、雇用や所得の創出を目指しています。私たちは、地域づくりのアドバイザーとして参加しました。

参考:農林水産省、図1.農山漁村発イノベーションの概念図

地域農業のリアル

検討会では、地域や農業現場のリアルな課題が共有され、特に深刻なのは労働力不足や後継者問題、新規就農のハードルの高さ。農業の高齢化が進む中で、「どうやって産地を守り続けるのか」というのが、大きなテーマとして挙げられました。

「短時間だけ働きたい方や昼間の時間にアルバイトしたい方にお願いしている」
「繁忙期が被らないように時期をずらすなど生産者同士で助け合う形をとっている」
「新規就農者を受け入れる窓口や支援の仕組みをもっと整備したい」など参加者の声の中には、こんな意見が。

ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方や、繁忙期に応じた協力体制を整えることが大事だという意見には、私もすごく共感し、また「農業は個人だけでなく、地域全体で支えるもの」という意識がさらに深まりました!

クッキングアップルって?

デリカテッセン紅玉HP

この会議の中心となったのが地域の拠点「クッキングアップルの郷」
平たく言うと、横手市で生産される酸味が特徴の調理用リンゴを活用しながら、農産物を加工・販売したり、異業種と連携した新しい取り組みを生み出したりする場所です。地元の生産者さんやパティシエの方などをつなぎ、地域の価値を高める重要な役割を担っています。

このように人と人をつなぐ場所があると地域全体が一つのチームの様になれますよね!

私が感じたこと
正直、最初は「課題が多く個人でも手いっぱいな農業って大変だ」と感じていました。でも、参加してみて気づいたのは、この職業に興味をもっている若者は増えていて、生産者さんは課題解決のアイディアをもち、受け入れ態勢を作っていこうと取り組んでいる姿があり、そこには希望がありました。

そして今回の会議では、「一人ひとりの課題を解決するだけじゃなく、地域全体の課題解決につなげる」という視点が何度も出てきました。

農業法人化で後継者を育てる仕組みづくりや、地域商社としてのクッキングアップルを活用して外部から人やアイデアを呼び込むことが大切だと感じました。

未来に向けて
農業や地域づくりって、簡単に変わるものじゃないかもしれない。でも、こうやって「まずは話し合う」ことで少しずつ前に進んでいけるんだと思います。私も、これからもっと地域と関わりながら、自分にできることを考えていきたいです!今回の会議は、未来のつなぐ第一歩になったと思います✨

地元の素材が横浜で味わえる喜び
最後に嬉しいお知らせを。実は、横手市の「クッキングアップル」で生産されたリンゴが、神奈川県のプリンの有名店「マーロウのプリン」で使われているんです!
生産地域や作る人を知ってから味わうプリンは、ただ美味しいだけじゃなく、心まで満たしてくれる特別なものに感じます!素材にこだわり抜いて生産されたことを知ると、その一口一口が地域を応援しているようで、地元とつながれている実感が湧きます。
私も神奈川県民として、そんな商品を楽しめることが誇らしいし、嬉しいです!これからも地元と地域をつなぐ素敵な取り組みを、応援していきたいと思います✨️

クッキングアップルプリン
プリンの甘さとリンゴの爽やかな酸味がおいしい!
弟とマーロウへ
紅の夢アップルクリームサイダー

最後まで読んでいただきありがとうございます✨
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