不老長寿薬とされるクコですが、普通にスーパーの中華材料のコーナーでクコの実として販売されています。手作り杏仁豆腐には欠かせない赤い実。その認識だけでした。
市販の八方茶にナツメや菊花とともにクコの実が10粒くらい入っています。
クコを調べれば調べるほど効能が凄いので😮⤴️⤴️❗
ウチダ和漢薬さんより
出典忘れました🙏
桃華堂さんより
【原色日本薬用植物図鑑】より
クコ 根の皮部を地骨皮(ジコッピ)と呼び、消炎、解熱、強壮薬とし、虚労、糖尿、結核などに用いられる。
また葉を枸杞葉(クコヨウ)、果実を枸杞子(クコシ)と呼び、葉は茶剤として、果実は煎剤または酒に入れて枸杞酒とし、いずれも強壮、強精薬とする。
薬理実験で、根皮は血圧降下、血糖値降下、解熱などの作用が認められ、果実には脂肪肝に対する改善作用、コリン様の作用などが認められている。
栽培は容易で、挿し木により容易に繁殖できる。
【漢薬の臨床応用】より
枸杞子
薬理作用 滋養、強壮の作用は含有する栄養成分と関係がある。実験で肝細胞内の脂肪沈着を抑制し、肝細胞の新生を促進する作用がある。
①肝疾患に作用する
②一般的な腎虚に用いる。
③眼科に用いる
使用上の注意 陰陽にかたよらず両者を補益するが、うち熱があるときには使用しない方が良い。
地根皮(クコの根皮を乾燥したもの)
薬理作用 主として解熱作用がある。降圧、抗菌(黄色ブドウ球菌を抑制する)
使用上の注意 風寒感冒による発熱には使用しない。脾虚による泥状便にも用いない
ウィキより
薬用
クコの果実は枸杞子(くこし)、根皮は地骨皮(じこっぴ)、葉は枸杞葉(くこよう)という生薬である。ナガバクコ(学名: Lycium barbarum)も同様に生薬にされる。
採取部により、三者三様の生薬名があるが、強壮薬としての効用は同じで、組み合わせで利用されている。
葉は6 - 8月ころ、果実と根皮は秋に採取して、水洗いしたものを天日で乾燥させる。
葉には、ベタイン、ベータ・シトステロールグルコシド、ルチンなどが含まれ、毛細血管を丈夫にする作用があるといわれる。
根皮には、ベタイン、シトステソル、リノール酸などが含まれ、果実とともに滋養強壮の目的で漢方薬に配剤されている。
民間では、果実、根皮、葉それぞれ1日量5 - 10グラムを600 ccの水で半量になるまで煎じ、3回に分けて服用する用法が知られている。
果実は、食欲がなく下痢しやすい人に合わないことが多く、根皮・葉は冷え症の人に対して禁忌とされている。
ワルファリンとの相互作用が報告されている。 食品素材として利用する場合のヒトでの安全性・有効性については、信頼できるデータが見当たらない。
果実のドライフルーツ(枸杞子) 枸杞子 血圧や血糖の低下作用、抗脂肪肝作用などがある。精神が萎えているのを強壮する作用もあるとされている。また、視力減退、腰や膝がだるい症状の人、乾燥性のカラ咳にもよいといわれている。 地
骨皮 抗炎症作用、解熱作用、強壮、高血圧低下作用などがある。
クコ茶としても親しまれる。糖尿病で夜になると寝汗をかき、足の裏がほてる人によいともいわれている。
枸杞葉 動脈硬化予防、血圧の低下作用などがある。茶料としてクコ茶にする。
食用
若芽、葉茎、果実のいずれも食用や果実酒とする
春(4 - 6月)の若芽は、先端の10 cmを摘み取って、茹でて水にさらし、和え物やお浸しにしたり、生のものをよく洗って天ぷらや炒め物、汁の実として調理される。夏から秋にかけての葉も食用にでき、茹でてお浸しや和え物、生のまま天ぷらにしたり、煮付けて炊いた飯に混ぜて、クコ飯にできる。
9 - 11月ころのよく熟れた果実は、よく洗ってホワイトリカーに漬け込み、果実酒にする。
葉や根は細かく刻んで乾燥させ、クコ茶として飲用する。 また、スーパーフードとして商業的に販売されており、「食べる目薬」などと標榜されている。
プーラヴィーラより