「疑惑のパスポート」蓮舫、国籍離脱問題。
蓮舫氏の問題のコアは二重国籍では無いんですね。
二重国籍だってのは事実ですよ。1985年に台湾から国籍を移動した時に台湾籍を抜かなきやいけなかったんだけどそれを忘れて、その後30年以上台湾と日本の両方の国籍を持っていた、これは本人も認めた事実、国籍法違反な訳です。
しかしこれは本人も認めて台湾国籍を抜くという手続きをしたので、それはあまり問題じゃないです。
むしろ問題なのは、それまでの30年間二重国籍を隠して「私は日本人」だとか「台湾籍から帰化した」と言って選挙を戦った "経歴詐称"ですね。これは公職選挙法違反。
まだ残ってる問題が1つある。
2017年7月に民進党の代表を辞める直前に、戸籍謄本と台湾の国籍離脱の証明書を出した。
ところがそこに出てきた台湾の国籍離脱の証明書なんですけども
国籍を離脱したのが2016年の9月13日。民進党の代表選挙の2日前に「完全な日本人になった!」と。
実はコレ明らかな"嘘"なんですね。
何故かというと、その後アゴラで追跡したんです。台湾の戸籍はオンラインで見られる。
彼女の戸籍が台湾の内政府(?)で審査されて外交部(?)に送られて審査されてる状況も全部インターネット上で分かるんですね。
それを見ますと12月17日まで蓮舫氏の国籍離脱の審査は続いていたんです。
その後どうなったかははっきりしないんだけど、少なくとも12月17日以前には蓮舫氏は "台湾籍を離脱できて無い"んですよ。
ところがこの喪失国籍許可証書という書類には9月13日に国籍を喪失したと書いてある。これは明らかに嘘なんです。
日付を遡ってバックデート(※)してこの証明書を作ったわけです、代表選挙の日付に合わせるために。
(【バックデートとは、契約を結んだ日よりも過去の日付を契約締結日として、契約書に記載することです。】
※そして「締結日」は未だ不明。
これは台湾政府が政治的配慮をしてくれたんだと思うんですけども、この"国籍喪失するためには、有効なパスポートが必要" なんです。
ところが蓮舫さんが記者会見で出したパスポートは実は"30年前に失効したパスポート"を出してきた。
失効したパスポートではこの国籍離脱の手続きが出来ないんですよ。
で蓮舫さん芸能人だった時に「私は日本と台湾の2つのパスポートを持ってるのよ」と。で、日本のパスポートは「便利で使いやすいから使ってるけど、いつか捨てるかも」というようなこと言って「2つの国籍を持ってる」ってことは何度も何度も言ってる訳です。
ということは、蓮舫さんが記者会見で見せた30年前に失効したパスポートっていうのは昔の話で、"その後更新したと考えられる"。
その更新したパスポートで国籍を離脱したと考えられるんだけども、そのパスポートはまだ見せたことが無いわけです。
そしてこの国籍離脱の証明書の日付も明らかに偽物なんですね、台湾政府がバックデートした、つまり彼女の自分の国籍についての嘘は、まだ嘘をついたままなんです。まだちゃんと正直に話してないんですね。
でこの状態でまた都知事選挙に出るんですか?
記者の皆さん「あなたの国籍離脱の日付はいつですか?」と「パスポートはどうなってたんですか?」とこの2つをぜひ蓮舫さんに聞いていただきたい。
↑参考動画