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高天原とは天上の世界で天照大御神とか色んな神様が住んでた場所。それがなんと奈良にあったらしいので行って来た
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今日、奈良県橿原市にある高天彦神社を訪れた。神話の中で語られる「高天原」とのつながりが指摘されているこの神社。どうしてもその雰囲気を感じたくて、車を走らせてこの地を目指した。
静寂の中に佇む神域
神社は高天山のふもと、自然豊かな場所にひっそりと佇んでいた。長い鳥居をくぐると、境内はどこか霊気に包まれたような神聖な空気が漂っている。山々に囲まれた静寂の中で、耳を澄ませば鳥の声と風の音しか聞こえない。この神秘的な雰囲気に、「ここが高天原の地だったのでは」と感じるのも無理はないと思った。
御祭神・タカミムスビノカミ
高天彦神社の御祭神は**タカミムスビノカミ(高御産巣日神)**で、日本神話の中でも重要な神様だ。古事記では、タカミムスビノカミはアマテラスオオミカミ(天照大神)とともに高天原の中心に座する神として描かれている。また、天地開闢(てんちかいびゃく)の際に登場し、宇宙や世界を創造する力を持つ神だとされている。この場所が高天原と結びつけられる理由の一つが、このタカミムスビノカミの存在なのだ。
「高天原」の謎と地名の由来
神社の名前にある「高天」という言葉自体が、まさに「高天原(たかまがはら)」を思わせる。地元の伝承によると、この地域一帯が神々の住む場所とされ、山の上から奈良盆地を見下ろす風景が、まさに「神々が地上を治める視点」にふさわしいという話を聞いた。また、高天彦神社のそばには「天香具山(あまのかぐやま)」があり、これも日本神話で「天の香具山」として登場する聖なる山だ。こうした地名が周囲に点在しているのを見ると、確かに神話とこの地が結びついていると考えたくなる。
神話の高天原と現実の風景
境内の奥にある小高い場所から景色を眺めると、広がる奈良盆地の風景が見える。その雄大な眺めに、神話の「高天原」がここにあったとしても不思議ではないと思えた。タカミムスビノカミを祀るこの地で、天と地をつなぐ場所としての高天原が描かれたのかもしれない。
参拝を終えて
手を合わせて祈った後、少し名残惜しい気持ちで神社を後にした。日本神話の世界が今も息づいているような不思議な感覚を覚えた。帰り道、ふと、「高天原がどこにあるのか」という謎は、それを探す旅そのものがロマンなのかもしれないと思った。この地で感じた神聖さは、高天原がどこであっても、きっと神々の心が私たちの身近にあるということを教えてくれているのだろう。
またいつか、高天彦神社を訪れたい。そして、他の「高天原」候補地も巡り、この神話の世界をもっと探求してみたいと思う。
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