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新石器時代は縄文土器から始まった
新石器時代とは
1.旧石器と新石器の違いとは
何が違うのか
図
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石器は加工が難しい
形を思うままに造ることはもっと難しい
狩りの道具としてはかなり高度なものを作っていた
図
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それに対して土器は思う形を作ることが出来る
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焼くことで石器と同様に固くして、永久に遺すことが出来る
新石器とは土器のことである
新石器は思う形に造形できるので、歴史を記録して永久に遺すことが出来る
縄文時代は初めからその機能を使っていた。
太陽暦の開発を突起土器に記録して遺していた
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その事が分ると、土器が造られるようになった初めから、生業開発の記録が遺されていたことが分ってくる。
土器はメディアである、ここが旧石器と新石器の一番大きな違いである。
西アジアではこの機能を5000年後のシュメール文明頃まで利用することはなかった。
2.原始と文明の違い
地球文明、文明とは何か
文明は何から始まるのか
太陽暦からである。
太陽暦が作られて文明が始まった
ではその時は何時なのか
図
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太陽暦が造られたのは、定住が始まって直ぐ、縄文時代早期からである
早期には土器が造られて、突起土器が造られていた。
突起土器とは何なのか、突起のある土器は実用道具では無い
縄文時代以外に突起土器のシリーズを造っていた文明はない。
石棒とノーモン、山のピークの三点セットを持っていた文明もない。
観測道具と土器の突起の記録から、太陽暦が造られたのは、土器の表面に縄目の模様が記された、縄文土器の時代である。
3.現代の暦
現代の暦は月の周期 30日も知らない、原始人にも・・・。
1ヶ月とは何なのか。
それは月の周期が30日であることから来たものである。
縄文時代にも知っていた。
曜日とは何なのか、これも現代の暦からでは知ることが出来ない。
月齢を示すものである。
図
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時計のなかった原始時代には、太陽の出と入りの時、月齢を観測していたはずである。
満月と新月は特別な日であり、新月から月が見えてくると月曜日・・・満月前までの曜日
満月から下弦の月を月曜日から・・・新月前までの曜日。
このようにして月齢を数えることが出来た。
図
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日曜を満月と新月として、月曜日から海曜日までの七日間に、月齢を当てはめた
立春から暦が造られて、立春が年初である
半年もすれば月齢と曜日にずれが生ずるので、立秋で月齢と曜日を合わせていた
ここの月齢は現代の計算によるものなで、21時の月齢で、時計のない縄文時代の、日の出日の入り時点での観測月齢とは異なる。
縄文時代のカレンダー
現代人は太陽と月の示すカレンダーが何を示しているのかも最早知る必要を感じていない。
今日の月が月齢幾つなのか、自然を何も知らなくても良いようになってしまっている。
このように生活の基本に、元々から環境問題も温暖化も気候変動も知らなくても良い状態に置かれている。
文明の進展はカレンダーの原理を忘れさせるように変えてきた。