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今週の気になったニュース、記事、書籍、K-POP、デジタルゲーム研究、その他。

本格的に寒くなって来たなと思いきや、11月にまだ猛暑がやってくると噂される今日この頃。

気候変動と熊の猛威に怯えながら、気になったものや良かったものたちを置いておく。

・ニュース、記事

オタク用語辞典「大限界」発売の激震、生まれた当事者達からの大きな賛否

令和のオタク用語をガンガン解説していて良さそう。欲しい。
オタク用語辞典 大限界



コストコ商品を小分けにして販売、再販店が全国で増加「本家」は問題視せず

コストコに限らず、一口とかちょっとずつだけ食べてみたいという欲望は多々あり。よき。


女性の表現は誰のもの? 「似非フェミAV」発売中止!?をめぐる問題【前編】
シバエリ

女性の表現は誰のもの? 「似非フェミAV」発売中止!?をめぐる問題【後編】

物言いがついてしまうのは分かるが、とても見てみたい作品だと思う。



『SASUKE』ついに五輪競技へ 2028年ロス大会の近代五種に障害物レースが採用

馬術に代わり、新競技になるのだと。


中央区初出店の「オーケー銀座店」、 開店日を10月17日(火)に決定しました

銀座にオーケーが。気になる。


ハロウィンに若者が「渋谷センター街」に集う背景センター街発カルチャーの歴史も振り返る

渋ハロは沈静化の方向へ。新宿と池袋が盛り上がってる感。


1日足らずで売り切れた『人の財布』、再販するもたった1分で再び完売へ。学生証やレシートなど財布の“中身ごと”ついてくる謎めいた商品

誰かの人生の痕跡。断片を買う。おもしろい。


パチンコホールとしては過去最大の倒産 ガイア(東京)など7社が民事再生法の適用を申請

オリエンタルランド、純利益最高 開園40年で入園増 9月中間決算

パチ屋がきつく、ディズニーは大盛り上がりな様子。


学生のあいだで「批評」が人気な理由を聞いてみた(ペシミ×キュアロ対談)
インターネット退屈日記

批評はもはやウケない論が蔓延る中、いい動き。


以上、今週はだいたいこんな感じ。



・書籍、新刊情報周り
佐々木敦
ニッポンの思想 増補新版 (ちくま文庫, さ-54-1) 

浅田彰・中沢新一・柄谷行人・蓮實重彦から、福田和也・大塚英志・宮台真司をへて、東浩紀・國分功一郎・千葉雅也まで。現代の思想と批評を読む。

上岡磨奈
アイドル・コード: 託されるイメージを問う (青土社)

複雑さを解きほぐす
疑似恋愛、恋愛禁止、異性愛主義、ビジュアル、年齢……、かれらに絡まるさまざまなコードをていねいに解きほぐし、その文化を見つめ直す。すべての人に送る、現代アイドル文化の必携書。

ファルシッド・ジャラルヴァンド
サルと哲学者:哲学について進化学はどう答えるか

自己とは何か。人生に意味はあるか。気鋭の微生物学者が挑む。
『変身』のグレーゴル・ザムザは虫になっても本人のままなのか。『罪と罰』のラスコーリニコフはなぜ老婆を殺して罪悪感を覚えたのか。自己同一性や道徳の起源など人類永遠のテーマについて著名な哲学者や思想家が答えを出してきた。それは現代自然科学からみたときどれくらい正しいのか。スウェーデンの新鋭が読み解く。

カレン・バラッド
宇宙の途上で出会う: 量子物理学からみる物質と意味のもつれ

思想界全体の物質への注目を導いた、ニュー・マテリアリズムの金字塔的大著。

大澤真幸
私の先生: 出会いから問いが生まれる

先を歩んだ知者から〈問い〉を受け渡され、その一部を引き継ぐこと。そのありようと内実を明晰な筆致で書き記した、ユニークな知の探究書。大澤社会学のルーツ。
【目次】見田宗介/中井久夫/磯崎新/中村哲/吉本隆明/中上健次/親鸞/織田信長/ドストエフスキー/ベネディクト・アンダーソン/ハンナ・アーレント/マックス・ヴェーバー/ジャン=ジャック・ルソー/ヴァルター・ベンヤミン/ミヒャエル・エンデ



このあたりが気になりながら、ニュー・マテリアリズム、新唯物論、生環境構築史、ラトゥールなどに興味が。




・K-POP
"aespa 에스파 'Drama' The Scene | Mood Sampler"

エスパカムバ。かっこよひ。。。

"Red Velvet 레드벨벳 'Chill Kill' Mood Sampler #SEULGI"
レドベルのもやばい。

見事なまでにお耽美である。


"NiziU(니쥬) "HEARTRIS" M/V"
キタキタキター。

こちらはとにかく楽しい。


以上。相変わらずの百花繚乱。



・YouTube、その他
ゲームセンターCXと桜井政博のコラボがおもしろく、先週少し体調を崩した日にボーっと見ていて元気をもらった。



デジタルゲーム研究の吉田寛さん。
ジョン・ケージの現代音楽とアメリカ現代美術が卒論、ジャズやロックをやっていたと。
意外なようで納得感。





NHK世界サブカルチャー史のスピンオフでジョセフ・ヒース回。
スピンオフ 思考のオルタナティブ 分断を超える哲学 ジョセフ・ヒース
初回放送日: 2023年10月31日


ジョセフ・ヒースのイアン・M・バンクス論
なぜ〈カルチャー〉が勝利するのか――イアン・M・バンクス論 著:ジョセフ・ヒース(『反逆の神話』著者)
Hayakawa Books & Magazines(β)
『反逆の神話』『啓蒙思想2.0』のジョセフ・ヒースによる、サイエンス・フィクション論にして現代社会論。「自由」の最果て、「カルチャー」と「アイデンティティ」の逆説。


イアン・M・バンクスはイーロン・マスクの必読書でもある。


このあたりチェックな日々でした。



PS.おまけ
上田麗奈の『Nebula』は夏イメージのアルバムなのだけど、とても憂鬱(褒めてる)で、近年のマイベスト秋冬アルバムとして大活躍している。
ご本人が夏があまり好きじゃないので"拒絶"を軸に構想を膨らませていき、"挫折"をテーマに制作された異色の夏アルバム。
プランクトンを今日ずっと聴いてた。


先日からこちらも。




いい秋、いい冬にしたい。

では、また逢う日まで。

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