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インテリア好きがフツーのデスクチェアを買った話

リモートワークになってからおそらく3年以上経っているにも関わらず、今さらデスク(オフィス)チェアを買いました。ただこの3年は出産したり育児したり病気見つかったり色々あって仕事は抑え目だったから・・・と誰に言うでもなく言い訳しておきます。
ただ秋頃久しぶりに仕事が忙しくなり、普通のダイニングチェアで作業していたらすっかり肩が凝り、緊張性頭痛もひどくなってきたので買うことにしました。


第一候補

デスクチェアについて特別詳しいわけじゃなかったけど、パンデミックの時期はおしゃれなデスクチェアの広告がインスタに出てきたりしてた。例えばこれとか↓

コクヨのingLIFE 108,680円

ないないない。椅子1脚にそんなに出せない。こちとら石油王じゃないのよ。
いや正確に言えば、これはドンピシャで理想の椅子だ!となれば10万出せるかもしれないけど、正直そうでもない。
デスクチェアを買うなら背もたれが濃い青がいいなあとぼんやり思っていたけど、そんなものはラインナップにはなかった。木目調はかっこいいけど、うちのダイニングスペースに馴染み過ぎるかなと。いや、きっとデザイナーは馴染ませるために木目調にしてるのはわかってるんだけど・・・

次に見たのはこれ↓

イトーキのvertebra03 78,460円

背もたれと座面の色が選べて、希望に近い青もある!高いけど、機能性も外見も文句なし。よし、これでいこう!となったところで・・・

ひじ掛けクライシス

バーテブラについて勘違いしていたことがあります。この椅子についてる、土星の環を半分にぶった切ったみたいなフレームはてっきりひじ掛け的なものだと思っていたら、ひじ掛けとしては機能しないという口コミを発見!!
そっか・・・これがひじ掛けじゃないってことは、本当に土星の環を半分にぶった切ったやつってことね。

違います。

私はこうしてあっさりとバーテブラを切りました。というのも、この時ひじ掛けの重要さに気付き始めていたから。キーボードを叩いている時、肘が宙ぶらりんだと明らかに肩に負担がかかっていた。これはね、人間工学とか何もわからない素人でもわかった。だからやっぱりひじ掛けのある椅子でないと・・・

代替チェア発見

バーテブラと同じオフィス家具メーカーのイトーキのショッピングページをうろついていたら、こんなチェアを見つけた。

ボニートチェア 45,100円

コンパクトで小柄な女性にも向いているとある。コンパクトなのは大事。うちのダイニングテーブルは普通の四人がけのサイズよりもちょっとだけ小さいし。ひじ掛けもついている。口コミを見てみると、こんな文言が目に飛び込んできました。

おしゃれではないけど快適です。

よし、これで決まりだ。

は???と思われましたね。そこのあなた。
これはなんか説明しにくいんですけど、多分新年の抱負川柳のメンタリティが関係している気がする。詳しくはこの記事に書いたばっかりだから詳細は省きますが、

ボニートはingLIFEやバーテブラと較べてわかりやすくおしゃれではないものの、うちのダイニングには合う気がする、輝ける気がする、是非受け入れたい!という直感ですハイ。

ちなみにボニートチェアは、布の色が色々選べるセレクトタイプとか、二種類からしか選べないバリュータイプとか、ひじ掛けありなしとか、背もたれの裏が布ぐるみか樹脂製かとか、色々な選択肢があり、値段もそれぞれ異なります。
私はセレクトタイプで、布地張りぐるみのひじ掛けありタイプ、色はネイビーブルーにしました。

ひじ掛けクライシス再び

セレクトタイプは受注生産なので届くまで結構時間がかかり、たしか二週間くらい?して自社便で椅子がやってきた。

座り心地は良いし、座面の昇降もスムーズ。今までのダイニングチェアはちょっと座面が高かったから、足がちゃんと地面につくっていいね。
そして、肝心のひじ掛け・・・位置が低すぎて肘が置けない!

NOOOOO!!!!!

短足で座面が低いからこうなっちゃったのかな。オランダのサッカー選手とかならきっと丁度良いでしょうよ(卑屈)。

実は買う前に、高さが調整できない固定のひじ掛けは意味がないっていう記述を見てはいた。でも、いや別に高さの微調整とかどうでも良いんだよ肘おければそれでいいんだから。と意図的に無視した。確証バイアスってこういうことだね。これが極まると隠謀論者とかになっちゃう。危なかった。でも今回固定ひじ掛けは無意味だって学べたし、地球は丸いってこともちゃんとわかってる。


ひじ掛けソリューション

しかし今の世の中には何か問題が発生しても、Google先生が何かしらの解決策を提案してくれる。
そして高さを調節できる「ひじ置きクッション」なるものがあることを知りました。
早速Amazonで検索。パッドみたいなものを積み重ねて高さを調節するものをもあったけど、私はジャッキみたいなやつにしました。

手前のつまみを回して調整。

何故ならこの記事にも書いた通り、可動するガジェットが好きという中2みたいなメンタルの持ち主だから。

これが取り付けられるのはひじ掛けにある程度の幅があり、上面が平らなものに限られます。ボニートのひじ掛けの上面はびみょーーーに湾曲しているので大丈夫か心配だったけど(ひじ掛けクライシス再びの画像参照)、問題なくとりつけられた。ただ、がっちり固定というよりは、動かそうと思えば簡単に前後にスライドする。でも使用するには全く問題なし。

ちなみにデスクに直接つけるタイプのひじ掛けもあるらしい。固定式のひじ掛けがない場合はこういうのもいいですね。

個人的にはダイニングテーブルにひじ掛けを固定するのはテーブルを傷めそうだし、何かある度ににいちいち外すのにちょっと抵抗がありました。作業する専用のデスクなら全く問題なし。

外観について

もう少し明るい青の方が理想ではあるけど、濃い目のネイビーも好きだしだいたい予想通り。もしかしたら同じボニートでもバリュータイプのディープブルーっていう色の方が理想に近かったかもしれないけど、これだと背面が樹脂製で・・・あ、すみません。完全に内輪ボニートトークを展開してしまいました。とにかくこれで良かったと思ってます。

あと、後付けのひじ置きをつけた姿が地味に気に入ってます。何故かわからないけど、テリー・ギリアムの映画に出てきそうな見た目してる。

引用元:ART DEPARTMENTAL

クッションの部分が濃い赤でも面白いかもしれない。

好みがわかれそう。

うちのみんな(インテリアのこと)はボニートを快く迎えて、ボニート自身もすぐに馴染んだと思います。ほら、このカラースキーム絶対合うと思った。

ボニート in ダイニングスペース

でもこれがこういう空間だと・・・

ボニート in 物置部屋

こころなしか寂しげ。単体でどうかっていうより、どんな空間に置くかっていうのも重要だと思う。あ、何か今それっぽいこと言えたから、ここらでもう切り上げましょう。
これからもよろしくね、ボニート。

それではこの辺で。



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